・「アスガルド連邦国」

　大小様々な国家が寄りあって出来た連邦国家。

　王国の北東に位置する場所を支配しており王国とは何度となく戦った。

　およそ三十二年前に大きな戦争は起きたがその後は小競り合いに終始している。

・「シルバー男爵家」

　冒険者から貴族へとなった新興貴族の家。

　アリアンの祖父のラスタール・シルバーが初代であり、アリアンは三代目ということになるがある事件によってシルバー家の貴族としての地位は剥奪、父であるヘルゼンと母であるアリエルは罪人として捕まり処刑された。

・「革命黎明軍」

　一部の権力者が魔法を独占しているという王国に異議を唱え、「魔法開放」を掲げたびたび事件を起こす組織。

　端的に言ってしまえばテロリスト。

　長年王国内において活動しており、その全容、勢力に関しては未知数なところが多い。

・「殺人人形（キリング・ドール）」

　魔法を使うことが出来る人型自動兵器。

　魔石を体内に保有しており、その魔力が尽きるまで刻まれた術式に従い周囲を攻撃し続ける。

・「調査隊の手記」

　かつてベルリ領より東に向かった調査隊の手記。

　ホークウッドという男が持っている。

・「蒼の天蓋」

　いわゆる魔法のテントの一つ、近年見つかった遺失魔法の術式が再現されたことによって空間拡張の魔法術式の研究が上手くいき作ることに成功したという最新のマジックアイテム。

　丈夫ですぐに移動することが出来て、中にも色々収納が出来るという優れモノ。

　とてもお高い。

・「東の湖」

　なにかあると手記に記されていた場所、ファーヴニルゥがそれらしきものを知っているらしい。

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