& (Monday)
side 星草 ムメイ
どうも。私です。
えっちなイラストをこよなく愛し、えっちなことをされる女の子を自分で描いてはグヘグヘする変態なリアルJK、星草 ムメイでごぜーます。
違う。
私は
確かにえっちなイラストは見るのも描くのも大好きだけど、肝心な部分が抜けている。
私がこよなく愛すのは、『えっちな百合』オンリーである。
あと、星草ムメイが本名な訳無いのに、今まで本名が分からないまま来てるから、定着してそうで怖かったので今晒してみた。
星草ムメイの由来は、千草の千が干って漢字と似ていて置き換えたら干草になるから。あとは文字って星草。
ムメイは無名のイラストレーターでも認知されなくても良いから、えっちなイラストだけは見てくれ!そして語り合おうぜ!って意味でムメイにした。
唐突ではあるけれど、今日はそんな私が連休明けの月曜日に学校から帰ってきた場面。
今から熱くこれからのことを語るつもりなので、しばし付き合ってほしい。
「ただいまぁ〜」
私は玄関でローファーを適当に脱ぎ、揃えもしないで二階にある自室に向かった。「ただいま」に対する返事が帰ってくることは無い。
親はまだ帰ってこないから。
私は自室に入ってすぐに学校指定の鞄を勉強机の上に置いて制服をパパっと脱いだ。下着も同様に脱いだ。あっという間にすっぽんぽんな女の子の出来上がりである。
そしてそのままベッドにダイブした。
汗かいたから汚いとか、気にしてられない。それぐらい、今の私は、、、
―――ムラムラしていた
ベッドにうつ伏せのまま、私は自分の秘部とシーツの間に手を滑り込ませ、いきなり、ダイレクトに、コスコスと中指の腹で擦り上げた。
「んっ、ふっ、、」
枕に顔を埋めて、家に誰も居ないのを分かっていても声を抑える。
こっちの方が、単純にイケナイことをしている感があって興奮する。
(イケナイことをしてるついでに、少しだけこの議題にも触れておきたいのだけど、自慰行為をする時、下着の上から順々にことを進めるタイプの女の子と、私みたいにいきなり直に触れていくタイプの子で分かれると思う。)
とても相入れそうに無いよね。
そのまま、私は慣れた手つきで指を動かし続けた。
私が帰ってそうそう、こんなに発情しているのには訳がある。
どうやら、私が一目惚れした女の子と親友が初えっちをしたらしい。
マ?
信じられないよね。私もだよ。
それを知ったときには、私の恋は始まってそうそうに終わったのだと確信した。
けれど、それは違うとすぐに気づけた。
よくよく話を聞いてみると、どうやら彼女たちは本格的な正真正銘のカノジョ×カノジョの関係では無いみたい。
え、そういう関係じゃないのにエッチはしたの?って思ったけど、親友が私に「周りには内緒だからね?」と教えてきたのは驚きの内容だった。
どうやら、親友の子は私が一目惚れした女の子に、前に言ってた暗示というものを本当にかけてHしたらしい。
信じられる?洗脳なんて。
………いや、そういう題材のイラストを描いてる私が言えたものなのかと思うかもしれないけれど、所詮は絵は絵だからね?
とまぁ、話が少しだけ逸れたけど、この時に私が思ったのはこうだった。
じゃあ、まだ私にもアピール出来るチャンスはあるんだ
ってね。
私は決心したよ。
帰ってそうそうに、親友から通話越しに聞かされた初えっちの感想でムラムラがピークに達して自慰行為に耽ってしまった私だけれども、決心したのだ。
洗脳?暗示?
そんな巫山戯たことでリアルの人の心が動かされてたまるか!
私は、小細工無しに、正々堂々と、あの子を落とす。
そして、真に愛し合うカップルになるのだ!!!
暗示やら洗脳やらに逃げる弱虫なんかに、私は負けない。
いくら親友と言えども、同じ子を好きになってしまったのだから、仕方ない、よね?
よし、私はあの子を真正面から向かって好きにさせる!!!
そ、その為には、まずはあの子の名前を教えて貰うことから始めないと!
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