自称一般人のVRMMO

鋼音 鉄

第1章 リアルチート!?

第1話INFINITY WORLD

 鋼色悠也はがねいろゆうやは今猛烈に困っている。何故俺が困っているのかそれは。


「なぁ悠也一緒にIWOやろうぜ!」


 親友である緋色天ひいろそらがゲームをやろうと誘ってくるからである。そもそも俺はゲームはやらないんだけどな。なんとか天を説得させてみるか。


「あのなぁ天、俺はゲームやらないし、IWOって今めっちゃ人気のゲームだろ?もし俺が気になって買いに行ったとしても無いならできないだろうが。」


「まぁそうだな、今IWOはすごく人気だからな。今悠也が気になって買いに行っても無くなって売れないってことになると思うぞ。しかし、俺は悠也の分もきちんと買ってあるからできるんだよなぁ。」


 マジかよ、根回し完璧すぎんだろ。

 どうする?このままだったら断ることができなくてやることになるぞ。


「あ、言い忘れてることがあった。

 もう悠也家ゆうやんちにIWOのソフトや機材をもう送ってるからな」


 だから根回し完璧すぎんだろ!俺がそんなことを思っていると天は『じゃあな!』って言って帰ってた。ハァ、しょうがないやってみるか。そんなことを思いながら俺は帰りの道を急ぎで帰った。


 ■時間飛ばし■


 よし!高校の宿題も夕食も風呂も全部終わったし天から貰った物でIWOをやるか。手順通りに行くと、

 ベットに転がってヘルメットみたいのを付ける。

 そして小さな声でも大きな声でもいいからこう言う。


開始スタート


俺がそう言うと一瞬で草原に移動していた。

俺の目の前には少女とも大人の女性とも取れる姿をした人が居てこう言った。


「INFINITY WORLDにようこそ。

 ここは選定の間、いわゆるチュートリアルです。」


 これがチュートリアルっていうやつか。

 しかし、コイツの雰囲気どっかで感じたことあるんだよな。あ!あれだ!零王龍に似てるんだ!

 いや〜思い出せてよかったぜ〜。

 うん?あれ?零王龍って結構イカれてたよな。

 え?コイツも同じってこと?怖ッ!


『スキル:恐怖を獲得しました』


『称号:ぶっ飛んだ思考の持ち主を獲得しました』


 何故に!?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

□零王龍

零の権能を持った龍王。よく世界を零に戻したりして遊んでいるため主人公からイカれた奴認定された龍。尚周りからは主人公の方がイカれてる認定をされる模様。ちなみに零王龍は主人公と同じく超越存在になっている


零王龍「傲慢の方がイカれてるだろ!

いい加減にしろ!」


□緋色天

発売日初日にINFINITY WORLDを二つ買ってくるやべー人



零の権能

・零の力

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