執筆に関する上限を決めたって話

 執筆速度は速ければ速いほどいい。

 それは誰もが頷けることだと思う。

 ただし、上限を決めたほうがいいのではないかと思えてきた。私自身、執筆速度は、1時間で4000文字程度が上限だと考えている。


【1時間4000文字程度が上限だと思う理由】


 あくまでも、私の話になるのだが——。

 現在、私は30分間で1500文字。

 1時間で3000文字書く練習をしている。

 正直な話をすれば、私は30分間で2500文字程度書いている。


 ただ、これには語弊がある。

 不完全な2500文字なのである。

 つまるところ——まだ人様に読ませるレベルの文章ではないのだ。


【黒髪が考える最新執筆情報】


 私が思うに——。


 20分間で1000〜1200文字程度書いて——。

 残りの10分間で文章の調整を行う形で——。

 30分間で1500文字以上書くのが最も効率がいいと思っている。


 爆速で書き散らすのは、誰でもできる。

 問題は如何に調整するか。言わば、文章を整えるかだ。

 勢い任せな文章は魅力的に映るかもしれない。

 だが、しかし——無鉄砲な文章は、破綻して見えてしまうのだ。

 質と量を伴った文章を生成しない限り、無駄な行為になるだろう。


【書き散らした文章は、不発弾と一緒】


 書き散らした文章は、不発弾と一緒である。

 投稿できない文章を書いている時点で、それは無駄としか言いようがない。

 一銭の価値にもならない文章を紡ぐのは、労力と時間の無駄である。


【執筆量の計算方式】

 

 5分間執筆の技術を使えば——。


 60分=5分間×12セットなので……。


 5分間で100文字=1200文字

 5分間で150文字=1800文字

 5分間で200文字=2400文字

 5分間で250文字=3000文字

 5分間で300文字=3600文字

 5分間で350文字=4200文字

 5分間で400文字=4800文字

 5分間で450文字=5400文字

 5分間で500文字=6000文字


【速筆作家の武器は「読みやすい文章」を紡ぐことだ】


 速筆作家を目指すには——読みやすい文章を追求することをオススメしたい。

 自分に酔った文章を書くのは誰でもできる。自分にだけわかる文章を紡ぐだけならば、幾らでも次から次へと量産できる。だが、人様に読ませるとなると、それなりに読める文章を紡がなければならない。その為には——。


 美しい文章を書くことよりも、読みやすい文章を書くことを優先したほうがいい。折角文章を量産できる力があるのならば、不特定多数の人々に読まれる文章を追求したほうが確実にいい。


 そもそも論な話だが——。


 速筆作家を目指すなら、美しい文章は書けないと思っている。

 偶然生まれる優れた文章は書けるかもしれないが、毎度の如く、次から次へと読者の瞳から涙を奪うような文章を紡ぐことは不可能だなと。


【目標設定】


 数週間単位で目標が変わってしまうが、許して欲しい。

 それほど毎日色んな想定をして執筆をしている証拠である。


 現在の目標は——。


 30分間で1500文字書くこと。

 それも、完成された1500文字を必ず書き上げることだ。


 ただ、これも最終的には——。


 30分間で完成された2000文字書くことを目指したい。


 1日の執筆時間は3時間。

 1日の執筆文字数は上限1万文字。

 1時間の執筆文字数は上限4000文字。


 この数字を基準に私は執筆を続けようと思う。

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