第6話言語理解
あれから一週間錦戸に言語の練習をしてもらい無事に言語を習得した「もう喋れてるか?」「一週間で言語を理解出来るって仲月さんってめっちゃ勉強で出来る人?」
「いや多分意識の問題だろ?」「意識?」「今の意識は絶対に
「例えば錦戸が前の世界でいきなり海外に送られたとしたらどうする?」「うーん私英語そこまで出来ないから」「必死に覚えたりすると思います?」
「まさに俺がその状態だと思ってくれたら良いあとは結構前の世界の言語と似てたからかな」それでも出来ない奴とかは必ず出て来るがまあ何も言わないでおこう「そうなんですね」
「何か分かった気がする」「あとは環境が整ってたって言うのが大きいな」「そうなんですね」「ちなみにちょっと気になった事があるんだが」
「何?」気になる部分はもっとあるがまずこれだろ?そう思い俺は錦戸の細い腕を触った「えっ?な何ですか!?急に」「やっぱりどういう仕組みになってんだ?」
ぷにぷにと柔らかいこの腕であの力が出せるのがおかしいもしかすると筋肉の密度が以上に高いのかも知れない俺は更に触った「ちょっと仲月さんやめ」「……」不思議な事があるもんなんだな
手を止めた時「はぁはぁ」「何で?息荒くなってるんだ?」「バカッ…へッヘンタイ」拳が飛んで来たいい機会だと思い手の平でその拳を受けようと思った直後「!?」
直感で分かったこれまともに食らったら
だから抜け流した「これまともに当たったら死んでたな」「仲月さん腕が凄い事になってますけど」
「ああ、そうだな」ゴキッ「どうなってるんですか?それ?」「ただ外れた肩を戻しただけだ」「だけだって良くそんな事出来ますね」「まあな」
もしあのまま力なんて入れてたらとんでもない事になってただろうな「その力危な過ぎないか?」「でも今のは仲月さんが悪いです」
「それもそうだな」「でもやっぱり凄いな」そう言って再び触った「死にたいですか?」「すまん」「分かれば良いんですよ」
「それよりも」「何だよ」「仲月さん私を鍛えて下さい」「は?もう十分だろ?」「そうかも知れませんが力の加減が出来るようにしたいんですよ」「加減も出来ないのかよ」
「仕方ないじゃないですかいつの間にかこんな力使えるようになっちゃったんですから」「はぁ分かったよ」「その代わりにステータス見せてくれ」「また文字を読む練習ですか?」
「まあそんな所だな」「覗き魔ですね」「間違ってはないが」「まあ良い早速やるか」「ありがとうございます」一時間程錦戸と戦闘をした「お前強すぎだろ?」
「仲月さんこそ良く生きてますね?」「防御に集中してるからな」「そうですか」―
「一旦ここまでだな」「分かりました」「それと」「はいどうぞ」錦戸が俺にステータスを見せてくれた「ありがとう」「私ちょっと拠点で休憩してますね」「分かった」
その後俺は錦戸のステータスのスキルの部分をタップして詳細を見た―
レベル不明ってふざけてるな俺も不可になってたけど多分レベルを測る程無いって意味だと思う
≪鑑定≫:物体・人…の詳細を見る事が出来る…ギフト可
≪
このスキルがあるからさっきのあれも傷つかなかったのか
≪拘束≫:このスキルを使用された者は一時的にスキルが使用不能になるギフト不可
≪ギフト≫:他スキルのコピーを他の人に与える事の出来るスキル※EXスキルには使用不可
このスキル使えば俺も魔法使えるんじゃね?後で使って貰おうそんな事を考えていた時
ポンッっとスキルが一つ増えた
「は?」ふざけてるだろ?と思ったが一つ思い当たるスキルがあった「やっぱこれか」
≪授かる者≫:スキルを授かる事ができるスキル※授かるスキル・時間は不明もう笑うしか無いなこんなの「で?一体どんなスキルが追加されたのか」
EXスキル:≪共有者≫他人の考えなどその他を共有することが出来る
何かこれも組み合わせ次第でヤバそうだなそしてその組み合わせがヤバイスキルを見つけた
≪創造者≫:あらゆる物・魔法を作る事の出来るスキル※物を作る場合は創造者が六・七割以上理解出来ている物を作る事が出来る…魔法の場合もほぼ同様効果時間なども設定可能
「チートスキルじゃねーかよ!!」さて一旦ここまでにしておくか錦戸の元に再び戻った「無防備」「何がですか?」「同人誌にされるぞ」「ホントに何言ってるんですか?」
「それは良いとしてそうだな一週間後にシルドルクとやらに行くかな」「やっと行くんですか?」「喋れるようになったらそりゃ行くだろ?」「で?何で一週間後何ですか?」
「訓練は良いのか?」「そうでしたありがとうございます」正直コイツには才能がある今日戦闘をして分かった
「じゃあ今日は私この辺で帰りますね」「ああ、分かった」
錦戸と戦ってみて分かったのはあのオークが使っていたバリア見たいな物は魔物特有のスキル
もし最初のゴブリンが使えてたら俺死んでたかもなそんな事を思った
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