第4話 仲直り
シマさんの一件からかれこれ1ヶ月真虎さんが来なくなった。
心配になった私はスマホを開きLINEを送る。
"真虎さん今度の土曜日予定空いてますか?"
"空いてるけどどうしたの?"
"結でまたみんなと過ごしたいんです。私、みんなとの時間が楽しみなんです!生き甲斐なんです!真虎さんが居ないと寂しいです( •̥-•̥ )"
"わかったから、今度の土曜日は顔出すから泣かないでよー"
"本当ですか!?やったー🙌"
そして迎えた土曜日
「愛美ちゃん!」
「真虎さんっ!会いたかったです〜!」
「ごめんね。あの後謝ろうとも思ってたんだけど、会社でゴタゴタしちゃって行けなかったんだ」
「成程…でも、良かったです。病気に罹ってたらって心配してましたし」
「本当にごめんね…心配かけて」
「いいえ!もう大丈夫ですよ!さ、行きましょう!」
「うん!」
店に着くといつものメンバーが私達を出迎えた。
「真虎ちゃん久しぶり!」
辰次さんも嬉しそうだ。
「辰次さん!久しぶりーっ」
「お久しぶりです、真虎さん」
「お久しぶりです、あとシマさんの件は本当にすみませんでした…酔っていたとは言え失礼なことを…」
「もう怒ってないですよ」
「店員さん…」
その後無事にふたりは和解し喫茶店にいつもの穏やかな時が戻ったのだった。
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