第1話 異世界喫茶─結─(むすび)

2月業務を終わらせた帰り道一匹の茶色の猫が突然目の前に来た。

「可愛い…何処から来たの〜?」

「にゃーん」

手のひらをスリスリと擦り寄る茶色の猫。

「シマさ〜ん何処ですか〜?」

「にゃー」

「シマさん、もう…勝手に出て行かないでくださいよ」

路地裏から出てきたイケメンが猫を抱きかかえてねに話しかけていると思ったら突然彼が顔を上げ目と目が逢う。

「あ、いらっしゃいませ…?」

ん?いらっしゃいませ?お店とかあるのかなと辺りを見渡しお洒落な喫茶店があることに気付いた。

「あ、はい。あの…此処は…?」

「あぁ、此処は異世界喫茶─結─です」

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