第12話 『平野平正行』という可能性と主体性

『WONDERFUL WONDER WORLD』シリーズの主役は、正行である。


 彼が事件や事故などを見て色々なことに疑問や壁にぶち当たりながら成長していく物語……なのだが、まぁ、こいつの地味だ。


 モデルは私自身である。


 だから、最初の頃の正行を見ると赤面する自分がいる。


 まあ、当時は二十歳そこそこの若い姉ちゃんだったからしょうがない。


 周り(というか、彼の家族)が賑やかなので相対的に地味になるのはしょうがない。


 なお、初めて平野平正行が生まれたのは今は無きYAHOO!掲示板のリレー小説内で実は結構強かった。


 後に誕生する、父・秋水、祖父・春平(実は彼らのほうが書き手からすると後生まれ)などにより弱体化が進む。


(まあ、そこで師匠と出会ったわけで……)




『円は生なもの味なもの』というが、そういうキャラなんだと思う。


 たぶん……

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