第3話 その時思ったこと
書き上げた作品が箸にも棒にも引っかからなかった事が分かった時。
私は「ふうん」程度であった。
もちろん、量が多すぎて郵便局の人から「あー、これ、荷物扱いにしたほうが安いですよ」と言われ苦笑したことも覚えている。
それからしばらくして、私は色々な歯車が組み合わさって私は特例子会社に就職できた。
その頃、東京に遊びに行った際(作家さんのお墓参りに行ったとき)師匠がこんなことを言ってきた。
「君ってさ、ネットの何処で作品を書いているの?」
「えー、と、某お絵かき掲示板です」
「つまり、メインは絵描きさんか……?」
「はい」
師匠は酒を飲んで自分のスマートフォンを見せた。
「今さ、俺、小説専用のSNSがあって、そこに投稿しているんだ。君もやったらどうだい?」
それが『カクヨム』を始めたきっかけである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます