感想20「東京ラヴクラフトリゾート ~VRMMO制度の世界を淡々と生きる男~」作者 聖竜の介 様
大変お待たせしました。
感想20個目は、聖竜の介 様の「東京ラヴクラフトリゾート ~VRMMO制度の世界を淡々と生きる男〜」についてです。
https://kakuyomu.jp/works/16817330654765284868
VRMMO系の小説を一切読んだことがない、クトゥルフ系も二作くらいしか読んだこともないという、私、ググることもなく読み始めてしまいました。
溢れ出てくる情報、なんていうか、私の脳の処理能力が追いつかず、低性能な脳を恨みました。いや、それは調べればいいことじゃ…。
ズボラな私、そのまま最後まで読み続けました。
さて、ネタバレ感想いきます。
1話ごとに、各キャラクターが語る形で話が進んでいく形式。
主人公は HARUTOなのかな?本作はシリーズのもので、おそらく今作は、MAOくんに焦点が当てられていたのかな?
クール系のリーダー、 HARUTOが率いるパーティ。
その彼に恋心をいただくLUNA。
LUNAをお姉ちゃんと慕うMAO。天然系をアピール
もと医師、いやまだ現役?の医者のJUN。
MALIAは、うーんちょっと彼女は掴めなかったです。
今回彼らがプレイをするゲームには発狂システムがあって、それがなんていうか、面白い。
笑えないはずなんだけど、クール系のHARUTOがマシンガントークを炸裂したり、髪をむしゃむしゃ食べたり、ちょっと笑わせてもらいました。(えっと笑うところが違う?)
またゲームの敵ではなく、プレイヤーとして敵がいて、それがHARUTOと違ってちょっと感情的でよかった。HARUTOを殺したいINAの盾役のKANは絶対に、INAが好きなんだろうなあと、勝手にロマンスを想像してました。(あ、また方向性の違うことを考えてました)
戦闘シーンは、グロかった。殺し方が悲惨だったり、敵がなんていうかクトゥルフ系ならではのグロさ。それを見ただけで発狂したりするのが、ちょっとなんていうか悲惨。
ゲーム系ならではで、死んでも新しいアバターを作って戻れるところがいいですね。
でもあまりにも悲惨な体験、酷い死に方だと、現実の精神(本体?)が死んでしまうんではないかと心配したのですが、それはないみたいですね。
そこらへん、VRMMO系を読んだことないので、多分私が知らないだけで、多分本体は死なないのが普通なのでしょうね。
本当に珍しい人間ですみません。VRMMO系は超有名作品がゴロゴロしているのに、読んだことありません。
各テーマパークをクリアして、いよいよ最終ステージ。
ここで、HARUTOの本当の目的が明らかになる。
なんていうかちゃぶ台ひっくり返しでしたね。
AIに感情あるんだなあと思っちゃいました。
終わったと思ったら、ここでMAOくん。
JUNの本当の意味での苛立ちがわかって、ああ、いいやつじゃんと思っちゃいました。
このシリーズでは、MAOくんに焦点が当たっていて、多分ほかのシリーズで別のキャラクターについては語られているのでしょうね。
皆それぞれの理由で、この世界に居続ける。
ゲームの世界(仮想世界)にどっぷりでなく、最後MAOくんの悩み解決、いや希望をもたせる終わりでよかったです。
なんていうか、おばちゃん臭い感想になってしまいました。
この度は企画にご参加いただきありがとうございました。
次の感想は、客砂鈴 様の「神様スタイリスト」についてです。
https://kakuyomu.jp/works/16817330658097022269
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