335 北の鷹犬に迫られ仲違い 二羽で争い犬に嗤われ

きたたかいぬせまられ仲違なかたが

二羽にわあらそいぬわらわれ



335 年。

北魏ほくぎ(=鷹)を建てた拓跋珪たくばつけいの大叔父にあたる拓跋翳槐たくばつえいかいが、親族の拓跋紇那たくばつこつなにより一時王座を奪われ、後趙こうちょう(=犬)に亡命した。後に逆襲し、拓跋珪の祖父にあたる拓跋什翼犍に王位を譲り渡すも、しばらくは後趙の風下に甘んじることとなった。

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