2022 04 08
ウクライナの戦況がなんとなくウクライナが勝ちそうな情勢になって来てます。まだ、分かりませんですが。
この前、知り合いの軍事オタクに街で出会って、ウクライナの事を聞いたところ、待ってましたとばかりに色々三十分ほど講習を受けました。ウクライナの奮戦は、対戦車ミサイル、地対空ミサイルに集約されるとの事。
「何じゃそれは? バズーカ砲やったら知っとるぞ」と答えたら、
「バズーカ砲…それは前世紀の遺物じゃ」と笑われました。
対戦車ミサイルは数種類ありますが、ジャベリンとNLAWが主で、携帯用で一人で持つことができるそうです。ジャベリンは射程約2.5㎞、NLAWは約1.0㎞で一回こっきりのポイ捨です。操作は簡単で、一日あれば阿保じゃない限り大丈夫。女性も老人もオッケーです。ミサイルには自動追尾システムがあり、放っておいても当たるようで、撃って即逃げてもオッケーという優れもの。命中率は9割とロシアにとってはおそロシア。400万円という値段が高いかどうかは分かりませんが、アメリカとかイギリスが、1,000砲とか2,000砲とか無償供与するとか、ロシアにとってはおそロシア。
「どっちにせよ、ロシアもウクライナも遠いし、関係ないし」と言うと、
彼曰く、「ロシアは海峡挟んだ隣やぞ、C国も北の将軍様も鎮座おられるぞ」
「俺たちは、60才も半ばやし、徴兵もないやろし」と言うと、
彼曰く、「老人も女性も訓練なしでOKという事は、爺も徴兵されるんやで」
「………」私、無言…
その時、傍にいた知人の奥さんが、
「徴兵にあって、あんた戦死したりしたら年金はどうなるんよ」
彼曰く、「おまえ、それかい」
私曰く、「戦死したら年金は20年分は前金で貰えるかもね。損害賠償も加算されるから、都合、5000万円にはなるだろうね」
奥さん曰く、「後顧も憂いなく、頑張って行ってらっしゃい」
彼曰く、「日本が降伏したら、年金の前金もアウトだろうね」
地対空ミサイルのスティンガーですが、これも携帯用で肩に乗ってヘリコプターや戦闘機、巡航ミサイルなどを落とすようです。自動追尾システムで発射したら何もしなくていいようです。射程は5キロで、速度マッハ2ですが、地上3000メートル以上の戦闘機には届かないようです。値段は400万円。
彼曰く、「戦車ミサイルもスティンガーも供給がされるのは、5年の賞味期限か10年の消費期限ものですから痛くも痒くもない。むしろ、廃棄するのも金がかかるから、その方が良いかも。アメリカとかイギリスなんかは、次の新兵器か改良型が生産になっていると思う」
奥さん曰く、「男も賞味期限か消費期限もあるかも」
軍事おたくの彼は、無言でした。
ちなみに、ミサイルの細かい点は正確とは言えませんので、悪しからず。
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