諭しは愉し

自分自身の欠点、欠如、欠陥、

甘さ愚かさ浅はかさ、

劣等感、コンプレックス、

君はそれを見なくちゃいけない

知らなきゃいけない


だから教え諭してあげよう

“私は間違っている”と君に思わせさせてあげる


必要なことなんだ 重要なことなんだ

とにかく君は学ばねばならない


あなたは何も悪くない

悪いのは全部あいつらだ

問題は全て外にある

そんな風にして“だから私に問題はない”と、

君は間違ったことをしている


教えてあげる 諭してあげる

育ててあげよう 導いてあげよう

そう、君を俺のようなできた人間に変えてあげる


客観的にならなくてはダメ

今のままの君じゃお子様だ

物事はもっと視野を広げて見なくては

そう例えばこの俺のようにね


外に出て世界を見渡してごらん

自分がいかにちっぽけなものかわかるだろう

こんな愚かなところにいてはいけない

君だって賢くなりたいでしょ


世界は広い あまりにも広い

それを俺はよくわかってる

こんなぬるま湯の中にいては必ずダメになる

俺を見習ってその頭を少しずつ良くしていかなければ


教えてあげる 諭してあげる

育ててあげよう 導いてあげよう

そう、君を俺のようにできた人間に変えてあげる


この正しさ俺の正しさこそが正しいのだ

だからそこからズレるのはあまりにもよろしくない

だから君の間違いを正してあげる

じゃなきゃ君はこの正しさをわかることなどできない


愚かなあなたをこの私が

より良い方向へと導いてあげましょう

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