(一)-2
地上に出ると鰺ヶ沢たちはそこから歩いてしばらく行ったところにある同立学院大学のキャンパスに入った。
大学生たちとすれ違いながら、ネクタイを締め白い半袖ワイシャツにスラックスを履いた大学生たちとは場違いな格好をした二人の男性は「学生会館」に入っていった。
エレベーターに乗ると三階で降り、廊下を歩いていき、突き当たりの左手のドアの前に立った。
鰺ヶ沢は「投資サークル鹿鳴会」とプレートが貼られているドアをノックした。
(続く)
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