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目次
【詩集】言霊游戯
尾岡れき@猫部
沈黙の歌言葉
言葉じゃなくて
音に乗れない
僕たちの
何故か
時間だけを浪費していた気がするのに
何もしていない空虚感の中で
冷たい空気に
僕らの吐息が
白く流れる
そこに温もりがあるから
色づく意味がある
そんな事を
半笑いで
雪の中に
埋めていく
歌にもならない
意味も無い
今は無い
君が居る
僕と居る
夜空に星を
そして、月が、
回り回って さらには朝が
無機質な無音でもない
吐息に乗せて
消えることなく
君に届け
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