美術

やがて、2025年お正月。

あけましておめでとう。

お正月は、ふつうに人として。

鳥ではなく、人として、ふつうにお正月をむかえた。


文菜っちにとって、初めての、大阪でのお正月。


ママも、大阪風の、おせち料理を作ってくれている。


お雑煮も。


大阪のおせち料理も、めっちゃ美味しい。


今年は、万博もある年だ。


文菜っちは、小学校のお友達何人かに、初めての日本の年賀状を描いて、出してみた。


お友達からも、文菜っちに年賀状、届いている。


「うわーっ!日本の年賀状やー!」

って、文菜っちも感動している。


「ママ~!今年は、ヘビ年なんやでー」

って、文菜っちはママに言ってみた。


「知ってるよー」


「みんな、年賀状にヘビ描いてるー」

「どれどれ...見せて...うわっ、みんな可愛いなー!みんな上手いやんかー!」


「そやなー」

「文菜っちも、こんなに、みんなみたいに、上手く描けたん?」


「うちかて、可愛いの描いて、みんなに出したよー」

「あ、そうなん!それは良かったなー!みんなも文菜っちの年賀状見て、喜んでるやろな」


「そやでー」

「『うわっ!文菜っちの、この動物、なにー?』って、みんな言ってたりして...」


「なんでやねんなー!ヘビなんて、ニョロニョロっと、長くて可愛く描いたんやから、みんな、わかるって...」

「あはは、それやったらええけどなっ」


「わからんかったら、どうしよ...」

「えっ?自信ないの?」


「そんなことないよ...みんな、わかってるって...ちょっと、りほにゃんか誰かに聞いてみよ」

「あはは...」


「もしもし、りほにゃん?うちの年賀状、ちゃんと届いてる?」

「届いてるよ!でも、なんか、わけわかんない、変な動物みたいなのいるけど、あれ、なにー?」


「えっ?変な動物みたいなの?りほにゃん、あれ、何の動物か、わからへんの?」

「うんっ!わからへん!あんなん見たことないでー!舌をペロッと可愛く出して、目も可愛いから、たぶん、何かの動物なんやろなーとは思ったけど...」

「うわっ!ほんまか?うわーっ!あれ、ヘビやのにー!今年ヘビ年やから」


「えーっ?あれヘビなん?...って、うそうそ、ヘビって、わかったよ!」

「えっ?わかってくれてたん?」


「うんっ!さすがに、わかるよ!長くて、ひもみたいやから...」

「ほらーっ、ひもやと思ってるやんかー!」


「シマシマのひもに、顔つけたんかなって」

「えーっ?そんな、あほなー!なんで、そんな絵を描くねんなー!そんなわけないやろー」


「ちゃんと、可愛いヘビって、わかったよ」

「ほんまに?」

「ほんまほんま」


「それやったら良かったわ!ほんなら、今年もよろしくね...あっ、あけおめー」

「あ、あけおめー!ことよろー!文菜っち」



そして、2月は28日に、大阪に来て初めての、お誕生日。

9才。




春から小学4年生。


図画工作の時間では、色んな材料、たとえば葉っぱだとか木のちっちゃな枝だとか、色んな花だとか、そういうのを集めてきて、絵を描いたり、工作したりしてる。


文菜っちは図工の時間、大好き。

ねんどでドナルドダックを作った。

かまどで、ねんどを焼いたら、可愛いドナルドダックできあがり。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る