第1574話 自家製ソーセージ

「んー!おいしー!あらた、今日のソーセージはよく出来てる!」

「うまーい!」

「もぐもぐー」

「お、それは良かったー。案件で貰ってたスパイス練り込んでみたんだ」


自家製ソーセージの評判が良くて助かる。

……燻製器使うつもりで作ってみたら使わないと知って愕然としたけども。

ソーセージ、自分で作るとなるととても手間。

しかも家族に食べてもらうなら尚の事。

今回はお肉をミノタウロス、味付けはキャンプ用スパイス、腸は業務用スーパーに行って買ってきたやつを使用しています。

ミノタウロスのガツンとくる肉の旨味とジューシーな味わいを活かし、スパイスでさっぱりできるように調整してみました。

1番の苦労は腸詰の所。

無意識に握るとパンパンに詰まって長ーく伸びないし、かと言って弱めに握ると出てこないし……

何本の腸を無駄にしたか……

次作る時は家族みんなでやりましょう。


「今回はそのまま焼いたけど、キャベツ炒めもありだよねー。ご飯の上に乗せて丼もいいなー。もぐもぐ」

「塩分の摂りすぎはお腹の子に悪いから気をつけてね」

「もちろん!けど、しっかり栄養は取らないと!」

「とーちゃん!おかわりー」

「んー!りゅうもー」

「はいよー。ちょっと待ってねー」


子ども達がオカワリを所望するとは。

茹でてあるけど皮がしっかりしているのかパリッと割れるのがいいんだろうね。

俺としてはランファとティム君が作っていた自家製ソーセージの方が好きだったな。

向こうは腸もダンジョン産の奴を使っているから比べようがない気もするけど。


「にゃーん」

「おっと、フェリダーさんの分も焼かないと。スパイス無しのハンバーグみたいなやつだけど」

「…………(モフモフ)」

「…………(むふー)」

「あ、あれ?モフ族の皆さん?」


気づいたら俺の足元にモフ族もといウーアミ達が。

な、何故ここに……と言うか移動速度早……


「あー!もふもふー!」

「この子達もソーセージ食べるのかな?配信だと葉っぱ食べてたけど」

「うーん、どーなんやろ?(フェリダーさん、マジでこの人達もソーセージ待ちなの?)」

「にゃーん(食べてみたいそうですにゃー。向こうにいた時にある人から分けてもらってから好物になったそうですにゃ)」


あー、そういえばゴングさんがジッパー付きソーセージをカートンで持ち込んでましたね。

そのソーセージ食べて気に入ったのか。

流石に全国最大手のソーセージとは比較にならないと思うけども……


「よーし、それじゃソーセージ焼いていこうか。モフ族には……フェリダーさん用の奴でいいよね?」

「にゃーん(いいと思いますにゃー)」

「ちりはタコさんがいいー!」

「りゅうもーたこさーんー」

「……流石にこのサイズでタコさんは厳しいかなー」


切込みは最小限、そのままかぶりつくのが美味しいと思うよー。

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