第1007話 お前も参加だ!!!
「なるほどー、じゃそのままダンジョンに行くんだねーモグモグ」
「そいうことー。いやー、余ってた味玉食べちゃったけどおやつとか用意した方がいいかなーパクパク」
「……この状態で飯食べてるお前らが怖いぞ?モグモグ」
「「お前(エクスさん)もね!!」」
「アイスおいしー!」
「どらやきうまー」
葛葉さんとの打ち合わせが終わり家族と合流しました。
今は羽田の飲食店でご飯食べてます。
いやー、国際線は24時間お店が開いてるから助かるー。
ファミレスでも良かったけど微妙に待たないとダメだからねー。
「じゃ、私達は先にホテルにチェックイン……するにしては時間があるし、観光してこようかなー。風花さんにケーキ屋さん教えてもらおっかなー」
「お、いいんじゃない?記者会見もそろそろ終わるだろうし、案内してもらってもいいかもねー」
「かんこう!やったー!」
「ごはんー」
「……ノーテンキ」
……うるさいぞ。
あ、ちなみにエクスは俺と一緒にダンジョンに入ることになりました。
葛葉さんから「強い探索者はいくらいてもいい」って言われたからねー。
インドにも先程連絡したってさ。
まぁ、インドのギルド長官はシヴの息子らしいし、エクスには拒否権は無いってやつですね。
苦虫を噛み潰したような顔とはこのことを言うんやねー。
どーんまい。
「……シヴめ……『日本にコネを作ってこい』だとよ。全く、そもそも日本とインドは友好関係しっかり結んでいるだろうに」
「外交官みたいなことやるやーん。よ!エクス!SSランク!」
「エクスさんすごーい!」
「……ゆりさん、あーさんの話に乗っからないで。お前は後で焼く」
……焼くんじゃないよ、全く。
シヴから電話も来てたけどインドと日本の友好関係をさらに強化しようってとこらしい。
インドってまだギルドが発達していないせいかダンジョン内での死者が多いそうな。
日本ではダンジョンに入る前にポーションが買えたりするけど、インドじゃそういう制度がないことが原因だってさ。
その辺、日本はしっかりしてるよねー。
ポーションの質も上がってきてるらしいし。
とりあえず、ダンジョンに入る前の準備をしたら突入しますかねー。
「それじゃ、私達は風花さんオススメのケーキ屋さんに行ってからホテルに行くねー。横浜に美味しいケーキ屋さんがあるって!電車ですぐ行けそうだよ!」
「おっけー、了解ー。ゆり、ホテルの場所わかる?」
「もち!柿の種みたいなところだよね?」
「そそー。花畑さんが予約してくれたらしいからメール転送しておくねー」
「……柿の種って。もう少し覚え方があるだろ……」
……見た目の方がわかりやすくていいの!
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