第1005話 羽田にて会議
「いやはや、帰国してすぐにすまんのう。会議室に呼び出して」
「いえいえ……横浜の件ですかね?」
「ほう!もう情報を持っとるのか!……って機械神がおるから情報は筒抜けじゃのう」
「……他国よりはザルだからな。もう鎮圧しているところまで把握済みだ」
「流石じゃのう」
葛葉さんがお茶を飲む。
日本に到着してすぐ、俺とエクスは羽田空港にある会議室に連れていかれました。
ブラックフェザーの皆さんは帰国後の記者会見へ。
ゆり達は別室で待機している。
「新しくダンジョンが生成されるとはのう。しかも横浜、みなとみらい。場所は日本丸の係留地。まさか水の中にできるとは……流石に想定外じゃったわ」
「……ダンジョンは不定期に出来る。日本丸とかいう帆船が無事なだけ良かっただろう。運河の水が全部枯れていたが被害は最小限と言える。それにしてもよくバクハ嬢と巫女様が駆けつけたな。監視カメラをハッキングしたが、まるで準備していたかのようだったが」
「あぁ、その事じゃな。何、ちょうど年末のライブに向けて近くの会場でリハをやっとったらしいぞい。何ならその後『美食歓楽街』でコラボ配信をする予定じゃったそうな」
地図で見たけど年末のライブ会場のすぐ側だったもんなー。
バクハさん、どっかの会場の司会進行だったっけ?
念入りに準備しているんだそう。
『美食歓楽街』って確か横浜中華街の近くにあるダンジョンだったかな?
美味しいモンスターが多いらしいからその名が付けられたダンジョン。
日本で流通しているダンジョン食材のうち2割がここで取れたものになるって。
ま、最近は色んなところのダンジョンから食材が供給されているからなんとも言えないけどね。
「バクハ嬢は地上で魔法を使ったから途中で魔力切れを起こして気絶。病院に搬送されたが心身ともに問題なし。エーテルを飲んで回復したそうじゃ。巫女様は元々近接メインで身体強化のスキルを使用しておったから元気にしておる」
「……バクハさん、倒れたんですか。けど無事なら何よりです」
「……地上では魔法の威力は8割カット。それにしても威力がでかいと思ったがやはり倒れていたか」
「それは本人も言っておったな。フルパワーで一掃する気で打ったが一体しか倒せなかったと。当たり前じゃ!と叱っておいたわい。誰かさんを見ておると地上でもバンバン使えると勘違いしてしまうからのう」
「確かに!地上で魔法は使わないに越したことないですよねー」
「「お前が言うか?!」」
……まぁ、はい。
反省してまーす。
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