第149話 お土産屋
「そういうところ、変わってないねー。こっちとしては密着取材とか出来れば御の字なんだけど」
「残念でしたー。俺には家族もいるしな。子どもが頼み込んだら行くかもな」
「……おのれ親バカめ」
「親バカで結構。早く熊本に帰りたいよ。ってオークションが終わったらすぐ帰るんだったか?何か予定あったっけ?」
「ちょっと待って、確認する。……ってあーさん予定ぐらい把握しておきなさいよ」
すみません、オークションの内容だけしか見てなかったもので。
サオリンがスケジュールを確認してくれた。
この後は特に予定もなく明日の飛行機で日本に帰るらしい。
1日フリーだ!
「フリーってことはあーさん、またダンジョン入るの?」
「いや、お土産買ってくる。会社と派遣先と家族と実家と親戚と」
「はいはい、わかったわかった。お土産買いに行ってらっしゃい」
サオリンに押されて外に出る。
ラスベガスのお土産、何がいいかなー。
てことでお土産屋に来た。
とりあえず王道のチョコレートにしよう。
副社長から貰ったアメリカの歩き方にもラスベガスはチョコレートって書いてあったしね。
ラスベガスのロゴがしっかり入った徳用のチョコレートをカゴ一杯に詰める。
会社関係と実家、親戚などなど、配り始めるときりがないからね。
子どもたちにもチョコレート、スロットマシンの箱に入ったコイン型のやつ。
こういうの家にあると遊びたくなるよねー。
あとスノードームもあったので購入。
一応クリスマスも近いしラスベガスの雰囲気も感じれるのでヨキヨキ。
たくさん買ってもアイテムバックがあるから楽でいいよね。
店員さんに詰めて貰ったらサインを求められたよ。
……サインなんてないから普通に漢字で書いただけだけど。
有名人らしくなってきたなー。
とりあえずお土産の購入も済んだし、後はラスベガスをぶらつこうかな。
コーヒーとかホットドックを食べるのもいいね。
そんなことを考えていると後ろから声をかけられた。
「もしもし、旦那。なにか買ってくれはしないかい?」
――――――――――
閲覧ありがとうございます!
やっとお土産の話ですが脱線します!
星、ハート、コメントよろしくお願いします!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます