第101話 クリーチャーズさんとの会
会場は高層ビルの30階、大きい窓から東京の夜景が一望できる。
……いやー、富裕層感がすごい。
「ささ、田島さん。こっちに来てください。ネオンロードさんがお待ちですよ」
「あ、すみません。すぐ向かいますー」
立川さんから案内されたのは一番奥の個室。
そこには男性が5人待っていた。
「リアルで会うのははじめまして。田島と申します」
「こちらこそ!マガイレイの情報ありがとうございます!ネオンロードです、でこっちが」
「タイムズです」
「ザイルです」
「ネクロ」
「ゴングでーす。今日は俺のおすすめコースですけど、肉うまいっすよ!」
おお、『クリーチャーズ』の全員が揃ってる!
全員が揃うって動画でも中々ないよね。
アンバサダーにはネオンロードさんだけが選ばれてるそうだけど他メンバーは別途アメリカに行くそうだ。
配信者としてこれほどのネタはないからね!
ゴングさんって美食家でも有名だから期待できるね!
その後は席に座ってから肉が来るまで雑談。
メインは深層の攻略について。
ネオンロードさんの愛剣『竜剣ワイバーン』をトミーに見せたいので毎週潜っているそう。
「ゴングが遅くって進まないんだよ」
「ネクロー、そう言うなって。深層4区が狭いのが悪いのよ」
「まぁまぁ二人とも、タイムズもだんまりしないでしゃべりな」
「ん?あぁ、田島氏のオーラを見てたから」
「「「オーラ???」」」
立川さん、福崎さん、俺の三人でハモってしまった。
タイムズさんのユニークスキル『魔力感知』の効果らしい。
ダンジョン内であればモンスターの弱点などを感じ取れる能力だそう。
日常生活だと戦闘力がほんのり程度らしい。
いや、ほぼ常在能力になっているだけで十分すごい。
立川さんもその話は知らなかったそうで今回初だしとのこと。
探索者には秘密が多いからね、深くは聞かないようにしよう。
ちなみに他のメンバーもそれぞれ配信では見せてないスキルがあるそう。
ネオンロードさん、これ以上隠し球があるなんてスゴいねー
――――――――――――
閲覧ありがとうございます!
この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
↑これ、しっかり書かないといけないですね!
あと、朝公開した話の一言、追記の方が多くなってて頭を抱えております。
次からはノートに書きたいと思います……
星、ハート、コメントよろしくお願いします!
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