第15話
さてドラゴンの巣があるであろう場所に着いた!
ゴリラ討伐後はシャドウウルフが複数出現したりや、アーマベアが出現したが瞬殺したので特に問題は無かった。
アーマベアのアーマパージはちょっと驚いたが宴会芸程度だったな…
辺りを見渡すが、
「ドラゴンの巣…ある?」
見つからんのだが?
「来いスケルトン」
スケルトン70体を呼び出し周辺を探索させる。
「アヴィ」
「はっ!」
「恥ずかしいからそれ辞めてくれない?」
「いえ!滅相もございません」
「あぁわかったよ!周囲を探索してくれドラゴンの巣を見つけたら報告だ」
「承りました」
それから数分して
「グルアァァァァァ!」
と咆哮が聞こえると同時にドラゴンの巣発見の連絡が届く。
「朧!」
瞬時に朧に跨り駆けていくと…そこには宙に浮きこちらを見下ろす赤いドラゴンが存在していた。
「レッドドラゴンLv59だァ!?」
おいおい…だいぶ推定より高くねぇか!?
出し惜しみは出来ねぇなァ!
「『傲慢ノ王:ルシファー!』」
黒い翼の生えたイケメンが背を向けて登場すると、レッドドラゴンに小さな隕石が落ちる。
隕石を喰らった衝撃でレッドドラゴンは衝撃で地に堕ちていく。
その間に
「『中位悪魔召喚』」
するとタロットカードが出現する…なんで?
なるほど悪魔か!タロットカードが裏返ると悪魔のカードとなっていて発光するとバフォメットのような頭が羊のガタイの良い化け物が現れた…あれ?カッコよくしたバフォメットそのものじゃね?
え?バフォメットって魔女に信仰される大悪魔だった氣がするんだが?中級でなんで出てんの?
「クハハッwようやくじゃ!ようやく封印が解かれたのじゃなァ!」
えぇ…どう考えても面倒ごとじゃね?
「とりあえずドラゴンに攻撃してくれ」
「ハァ?人間ごとッ!身体が勝手に!?」
なんかヤベェ闇の塊みたいなの飛んでいったんだが?
ドゴォォォォン!
ドラゴンに当たると爆発し吹き飛ばす。
「えぇ…バグじゃん…」
ユニークスキル:狂運なる者の効果を忘れている主人公はそう呟く。
「『堕天:明けの明星』」
ルシファーがまるで対抗するかのように大技を撃つ。(最初の隕石は下位バージョンです。)
すると、上空に初期リスの館程度なら周辺ごと吹きとばせそうな光輝く隕石が現れる後10秒もすれば周囲を吹き飛ばすだろう…おいおい!嘘だろ!?
「ハハハッwなんだアレは面白そうじゃな!」
ふざけんなよバフォメットテメェ!笑ってる場合がよ!死ぬぞアレは!?
「『クリエイトブラッド』」
血の壁を作るがこれだけでは心許ないな…
「バフォメット壁になれ!」
「む?何を!」
「おい!ふざけるなよ!人間!」
ふざけてなどw無いさ生きるために必死なwんだからww
心のなかでも煽りつつ口でも煽る。
「フハハハハw!人間如きに召喚されたことを恨むんだな!」
ちょっと悪役ロールしてみたくなったんだわ!
「悪魔より悪魔じゃな貴様ァ!」
悪魔からの悪魔超えとか褒め言葉では?
「お褒めに預かり光栄ですw」
「クソがァァァァァ!」
そのままバフォメットは光に呑まれて行った…
「良いやつだったよ…アイツは……」
「死んでおらんわ!」
瓦礫の中から羊の姿をした悪魔が出てくると同時に、
〈ワールドアナウンス レイドボス レッドドラゴンがスロウにより討伐されました〉
〈レベルアップ27→41〉
〈ドロップ
・赤竜の鱗×32
・赤竜の肉×20
・赤竜の肝
・赤竜の頭
・赤竜の魔石〉
〈称号:悪魔を取得しました。〉
〈称号:数奇なる者を取得しました。〉
〈称号:到達者を取得しました。〉
〈スキル:悪魔を取得しました〉
〈進化が可能です。〉
〈偉業を達成しました。〉
〈エクストラ称号:ドラゴンスレイヤーを取得しました。〉
〈エクストラ称号:大悪魔を取得しました。〉
〈エクストラスキル:ドラゴンスレイヤーを取得しました。〉
〈エクストラスキル:大悪魔を取得しました。〉
〈スキル:悪魔が大悪魔により消滅しました。〉
〈スキル:竜魔法を取得しました。〉
〈スキル:カリスマを取得しました。〉
〈ワールド称号:魔王を取得しました〉
〈ユニークスキル:
〈ユニークスキル:配下契約が魔王に統合されました。〉
〈スキル:威圧が魔王に統合されました。〉
〈ワールドアナウンス
スロウ様がワールドスキル:魔王を取得いたしました。〉
「(^ρ^)……ふぇ?」
作者
主人公は石化し、運営は泡を吹き、掲示板は熱を帯びる!これが主人公!
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