BL短歌 ~ 君を想う ~
城崎マコト
「死んでない?」 眠る君に耳寄せて 甲を辿りし 脈動の青
君は眠る時死んだように動かないから、僕はいつも心配しているんだ。
胸に耳を寄せると力強い鼓動がきこえる。
寄り添いながらふと目に入るのは、君の手の甲に走る血管。この青い道には命が流れているんだな、そんな事を思いながら指で辿ってみた。
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