エピローグ

孵化

 鞠山花子はステップから客席に舞い戻り、めぐるたち四名はバックヤードに引き返すことになった。

 ステージからは、『V8チェンソー』による演奏の音色が聴こえてくる。この曲で、ついに本日のイベントは締めくくられるのだった。


 階段をのぼって楽屋に到着すると、モニターに『V8チェンソー』の勇姿が映し出されている。

 客席も、大変な盛り上がりであるようだ。

 演奏陣が八名から三名に減ってしまったら、どうしたって音は薄くなってしまうはずだが――それでも『V8チェンソー』は、お客を失望させないような熱演を届けることができるのだった。


「いやあ、想像以上に盛り上がったね。リハなしの即席バンドとは思えないほどだったよ」


 ガズマスクを外した7号がタオルで汗をぬぐいながら、そのように言い捨てた。


「ま、逆に言うと、本番一発勝負ならではの出来だったのかな。あんたら二人は、よくもまあくらいついてきたもんだよ」


 7号はめぐると柴川蓮の姿を見比べながら、にっと白い歯をこぼした。

 彼女が苦笑以外の笑顔を見せるのは、これが初めてのことである。


「お駄賃に、ドリンクでもおごってやるか。何がいい?」


 柴川蓮は口をぱくぱくと動かしたが、何も聞こえてこなかった。

 7号は、「ああ」と愉快そうに笑う。


「最後は、花子に対抗しようとしてたもんな。たぶん明日まで声は出ないだろうけど、ま、死力を振り絞った甲斐はあっただろうさ」


 柴川蓮は精魂尽き果てた様子で、ソファに倒れ込んだ。

 頭に巻いたTシャツを外しつつ、ノバは「あはは」と呑気に笑う。


「何にせよ、楽しかったねぇ。セッションであんなに燃えたんは、おいもひさびさよ」


「ああ。もういっぺん同じことをやれって言われても、不可能かもね。ま、それがセッションの醍醐味っしょ」


「まったくやね。みんな、楽しい時間をあんがとさん」


 ノバは三人全員に笑いかけてから、ひょこひょこと楽屋を出ていった。

 7号は自動販売機に近づきつつ、めぐるに向きなおってくる。


「あんたも、お疲れさん。ドリンク、何にする?」


「あ、いえ……わたしも客席に戻りたいので、お気持ちだけでけっこうです」


 めぐるは汗だくの姿のまま、7号と柴川蓮に頭を下げた。


「それで、あの……今日はありがとうございました。すごく……すごく貴重な体験をさせていただきました」


「ふうん?」と、7号は薄く笑った。


「ま、楽しんだのはおたがいさまさ。ジャンル的に、そうそう対バンする機会はないと思うけど……今後も、せいぜい頑張りな」


「はい。それじゃあ、失礼します」


 めぐるは半ば駆け足で、客席ホールを目指した。

 胸の中で、心臓はまだ暴れ回っている。さきほどの演奏で得られた昂揚と、そこから生じたひとつの思いで、めぐるは無茶苦茶に心をかき乱されてしまっていた。


 壁に手をつきながら階段をくだり、客席ホールの扉を開くと、演奏の音色と人々の歓声が五体に叩きつけられる。

『V8チェンソー』は、これまで見せたことのないぐらいアップテンポの楽曲で今日のイベントを締めくくろうとしていた。

 その勢いと迫力に、客席の人々が熱狂している。ただでさえ抑制を失っているめぐるの心臓は、このまま四散してしまいそうだった。


 めぐるは呼吸を整えながら、わきたつ客席に視線を巡らせる。

 すると――長身の人影が、横合いから近づいてきた。

 めぐるはまろぶような足取りで、その胸もとに取りすがってしまった。


「かずちゃん、あの……」


 めぐるがそのように言いかけると、和緒がそっと耳もとに唇を寄せてきた。


「お疲れさん。つもる話は、後にしよう」


 そのように囁いてから、和緒はめぐるの頭をくしゃくしゃと撫でてきた。

 その切れ長の目には、とても優しげな光がたたえられている。

 めぐるは内なる熱情を持て余しながら、ステージに向き直るしかなかった。


 浅川亜季は、それこそ咆哮のような歌声を張り上げている。

 フユはスパイラルヘアーを揺らしながら、凄まじい勢いで指板に指先を走らせていた。

 ハルはほとんど腰を浮かせながら、タムやシンバルを乱打している。


 そうして楽曲が終了すると、浅川亜季はすべての弦を引き千切ろうとしているかのようにギターをかきむしった。

 ハルはスネアをロールして、フユはノイズまじりの轟音を響かせる。もしかしたら、フユは繋いでいるエフェクターをすべてオンにしたのかもしれなかった。


『どうもありがとー! 今日は最高の一日でした! みんな、愛してるよー!』


 ハルが声を振り上げて、両手を頭上に振りかざす。

 そうして最後に、すべての音が叩きつけられて――今日の饗宴は、終焉を遂げた。


 大歓声の中、しずしずと幕が閉められていく。

 めぐるは精一杯の気持ちでもって、拍手を打ち鳴らした。

 そうして幕が完全に閉まるのを見届けて、客席に照明が灯されるのを待ってから、めぐるはいざ和緒のほうに向きなおったが――それよりも早く、賑やかな面々がこちらに近づいてきた。


「おお! 和緒ちゃんにめぐるちゃんも、お疲れ様! いやあ、ハルちゃんたちも相変わらずの迫力だったな!」


 そのように告げてきたのは、町田家の父親である。

 そして、二人の妹たちが昂揚しきった面持ちでめぐるに駆け寄ってきた。


「めぐるちゃんも、すっごくかっこよかったー! まさか、めぐるちゃんも出てくるなんて思わなかったよー!」


「うん、本当にね! お姉も教えてくれなかったから、すごくびっくりしちゃいました!」


 情緒の定まっていないめぐるは、いつも以上にへどもどしながら頭を下げることしかできなかった。

 すると、長身の母親も頭上からゆったり笑いかけてくる。


「さっきアンナにも伝えたんだけど、よかったら一緒に帰りましょう」


「え? あたしたちは十時ぎりぎりまで居残る予定ですけど、大丈夫なんですか?」


 和緒が不思議そうに問いかけると、母親は「ええ」とうなずいた。


「今日は渋滞のおかげでわたしが家に戻れなかったから、けっきょくもう一台の車も持ち出すことになっちゃったしね。エレンもまだまだ元気そうだし、それなら別々に帰る理由もないでしょう?」


「うんうん! どうせ十時まで、あと三十分足らずだしな! ただし! どんなに夜ふかしをしても、明日のずる休みは許さんぞ!」


「ふーんだ! 大丈夫だよーだ!」


 と、町田エレンが可愛らしく舌を出したとき、別なる人影が近づいてきた。田口穂実である。


「どもどもー。最後まですごい盛り上がりでしたねー」


「あら、穂実さん。アンナと一緒じゃなかったの?」


「うん。アンナ先生は理乃ちゃんを探すって言って、飛んでいっちゃいましたよー。だからてっきり、みなさんと合流してるかと思ってましたー」


「理乃ちゃんも、アンナを探すって言って別行動になったの。見事にすれ違っちゃったわね」


 母親は視線を巡らせたが、客席ホールには二百名に及ぼうかという人間があふれかえっているため、誰がどこにいるのかも判然としなかった。


「とりあえず、一階に移動しましょうか。エレンたちも、穂実さんと喋りたかったんでしょう?」


「うん! ホヅちゃんも、うちに来ちゃったらー?」


「おー、それは胸の躍るご提案だけど、明日も朝からバイトなんだよねー」


 そう言って、田口穂実はやわらかく微笑んだ。


「でも、あたしもみんなと喋り足りないから、今度プライベートでお邪魔させていただくよー」


「わーい! 絶対だよー? 約束ねー!」


 田口穂実は「うんうん」と町田エレンの頭を撫でてから、めぐるに向きなおってきた。


「遅ればせながら、めぐるちゃんもお疲れさまー。最後のセッションは、めっちゃ気持ちよさそうだったねー。あんなツワモノに囲まれて一歩も引かないってのは、すごいことだと思うよー」


「うん! めぐるちゃん、すごかったよねー! いつもよりすごい感じだったよー!」


 めぐるは思わず、言葉を失ってしまう。

 すると和緒が、横から頭を小突いてきた。


「とりあえず、あたしらも町田さんたちを探そっか。ブイハチの方々に、チケット代も渡さないといけないしね」


「じゃ、エレンたちは上で待ってるねー!」


 そうして町田家の一行と田口穂実は、人波に呑まれるようにして出口に向かっていった。

 めぐるが和緒に向きなおると、今度は額を小突かれる。


「込み入った話は、メンバーがそろってからのほうが二度手間にならないんじゃない?」


「う、うん……そうだね」


 確かにめぐるの内に生じた思いというのは、メンバー全員に同時に伝えるべきであるように思えた。

 そうしてめぐるたちは、人混みの中で町田アンナと栗原理乃の姿を探したが――それよりも早く、また別なる一団に囲まれてしまった。


「二人とも、お疲れ様! こんなに最初から最後まで充実したイベントは初めてだったよ!」


「うん! もうへとへとだけど、最後まで居残った甲斐があったね!」


 それは軽音学部の男女コンビと『ケモナーズ』の三名であった。

 顔をあわせたからには、きちんと挨拶をしなければならない。ようやくそちらの始末を終えると、今度は私服のワンピースに着替えた13号がおずおずと近づいてきた。


「あ、あの、どうもお疲れ様でした。さっきのアンコールも、凄かったです。他のメンバーさんに負けないぐらい、めぐるさんの音も冴えわたっていました」


「あ、ど、どうもありがとうございます」


「それで、あの……よかったら、連絡先を交換していただけませんか? 変な意味じゃなくて、めぐるさんともっとベースのことを語り合いたくて……」


 と、13号は可憐に頬を染めながら、華奢な体をもじもじとさせた。

 めぐるが答えられずにいると、和緒がすました面持ちで代弁してくれる。


「残念ながら、このプレーリードッグは個人的な連絡先を持ってないんですよね。SNSのほうにメッセージをいただけたらご返信はできると思いますけど、それで如何でしょう?」


「あ、そ、そうなんですね。わ、わかりました。それじゃあ、そちらにご連絡を差し上げます」


 13号はぺこぺこと頭を下げて、すみやかに立ち去っていった。

 和緒は、クールな横目でめぐるを見やってくる。


「あんたもついに、春が来たのかもね。同性愛か異性愛かは、なかなか判断が難しいところだけどさ」


「そ、そういう話じゃないと思うよ? わたしも13号さんには、もっとベースの話を聞かせてもらいたかったし……」


「はいはい。そういうことにしておこうか」


 そうしてめぐるたちが、あらためて足を踏み出そうとすると――今度は、私服に着替えた10号が現れた。


「あ、いたいたぁ。めぐるちゃん、どうもお疲れさまぁ。伝言の伝言をお伝えさせていただくねぇ」


「で、伝言の伝言ですか?」


「うん。めぐるちゃんが機材の搬出を忘れてるじゃないかって、フユちゃんが心配してたよぉ。……って、7号さんがあたしに伝えてきたんだよねぇ。7号さんも、搬出の作業があったからさぁ」


 そういえば、めぐるの機材はステージに置き去りであったのだ。

 めぐるがわたわたしていると、10号はキツネのように細い目をいっそう細めて笑った。


「ショートカットして、こっちからステージに上がっちゃえばぁ? 搬出のためなんだから、お店の人にも叱られないでしょ」


「は、はい。わかりました。お、お手数をかけて、どうもすみません」


「いいよいいよぉ。お仕事が終わったら、あたしにもかまってねぇ」


 めぐるは頭を下げてから、ステージに向かうことになった。

 当然のように、和緒も後をついてくる。そうして人目をはばかりながら幕をかき分けて、ステージに上がってみると――そこに、町田アンナと栗原理乃の姿があった。


「あーっ! やっと会えたー! もー! ずーっと探しまくってたんだからねー!」


「お、お二人とも、こんなところで何をしてるんですか?」


「何って、搬出を手伝ってたんだよー! めぐるがこっちにいるのかと思って覗いてみたら、フユちゃんたちが困ってたからさー!」


 そのように語る町田アンナと栗原理乃の他に、人影はない。そして、めぐるのベースはギグバッグに仕舞われて、エフェクターボードも蓋が閉められていた。


「他の人間がさわるのはめぐるがイヤがるかもって、フユちゃんたちは困ってたんだよー! だから、あたしらが片付けてあげたの! まさか、イヤがったりしないよねー?」


「も、もちろんです。そんな仕事を押しつけてしまって、どうもすみませんでした」


 めぐるはおもいきり頭を下げてから、おずおずと二人の姿を見返した。


「そ、それであの、実はみなさんにお話が……」


「ウチらも話したいことがあったから、めぐるを探してたんだよー! 和緒も一緒で、ちょうどよかったよ!」


 と、町田アンナは無人のステージを駆け抜けて、めぐるにつかみかかってきた。

 その鳶色の瞳は――まばゆいばかりの輝きを放っている。


「さっきのアンコール、めっちゃかっちょよかったよー! ブイハチにもリトプリにもヴァルプルにも負けないかっちょよさだったもん! ウチがこれまで観てきた中で、サイコーのかっちょよさだったかも!」


「ええ。私も、そう思いました。背筋が寒くなって、心臓が痛くなって……そして、自分の不甲斐なさを思い知らされました」


 凛々しく引き締まった面持ちで、栗原理乃も身を寄せてくる。

 めぐるは、また言葉を失ってしまった。

 すると――町田アンナが、さらに言葉を重ねてくる。


「だからさ、『KAMERIA』を頑張ろうよ! あのセッションバンドに負けないぐらい、『KAMERIA』を頑張ろー! そしたら、テンカムテキっしょ!」


 めぐるは、口を大きく開いた。

 しかし、言葉が出てこない。激情が、咽喉を詰まらせてしまったのだ。

 その間に、町田アンナは思うさま激情をほとばしらせた。


「あのセッションバンドは、めっちゃかっちょよかったけどさ! でも、ウチらだったら、その上をいけるはずだよー! 理乃と和緒とめぐるとウチだったら、ぜーったい大丈夫だから!」


「はい。私も、そう思います。もちろん、バンドの演奏に優劣なんてつけるべきではないのでしょうけれど……少なくとも、私の理想は『KAMERIA』です。『KAMERIA』だったら、もっと理想的な演奏を目指せるはずです」


 二人の熱情が、めぐるの心身にしみいってくる。

 それが、咽喉のつかえを溶かしてくれた。


「わたしも……そう思っていたんです」


 めぐるは三人のメンバーたちに、そう伝えてみせた。


「わたしはさっき、理想に思い描いていたような時間を過ごせましたけど……でも、何か違ったんです。どんなに気持ちよくても、どんなに調和していても……わたしには、町田さんと栗原さんとかずちゃんが必要だったんです」


「あんたはそんな話をするために、あたしらを探してたのかい」


 と、和緒が栗原理乃と反対の側から頭を小突いてきた。いつの間にか、めぐるはメンバーたちに三方を囲まれていたのだ。


「誰も彼も、熱くなっちゃってさ。どうせさっきのは一夜限りのセッションバンドだったんだから、そこまで思い詰める必要はないでしょうよ」


「またまたー! 和緒だって、めっちゃ燃えてたんでしょー? ウチらだったら、もっとかっちょいいステージを見せられるはずだってさ!」


「だから、あたしに熱血の素養は皆無だっての」


 和緒はそっぽを向きながら、舌を出した。

 そんな和緒の姿も含めて、めぐるの心を満たしてくれる。めぐるはひとつの強い思いにとらわれていたが――こちらが真情を打ち明けるまでもなく、メンバーたちも同じ気持ちを抱いてくれていたのだった。


(何年かかるかはわからないけど……『KAMERIA』だったら、きっと大丈夫だ)


 めぐるはさきほど、我を失うほどの調和を体感することができた。もしかしたら今の自分たちは『SanZenon』に負けないほどの調和を成し遂げているのではないか、と――それほどの思いを抱くことになったのだ。

 あの八人には、それだけの力が備わっていた。めぐるも、そのひとりであったのである。


 だが、めぐるはそれを、『KAMERIA』で成し遂げたかった。

 栗原理乃の歌とピアノ、町田アンナの歌とギター、和緒のドラム、めぐるのベース――それらの力であれだけの調和を目指せたら、それこそがめぐるの理想である。めぐるは、そのように確信したのだった。


 何も語らぬままに、相手の思いが音で伝わってくるような――あの幸福な境地を、この四人で目指すのだ。

 そのように想像しただけで、めぐるは目が眩むぐらい幸福な心地であった。


「なんだか……このままステージでライブをやりたい気分ですね」


 めぐるがそのように告げると、町田アンナは「あはは!」と笑い、栗原理乃はゆったり微笑み、和緒は頭を小突いてきた。

 そんなメンバーたちの温もりに包まれながら、めぐるは大きく息をつく。


 めぐるはこれまで『SanZenon』を目指して頑張ってきたつもりであるが、この夜にまた新たな目標ができたということなのだろうか。

 まあ、それはべつだん、どうでもかまわない。めぐるは言葉にするのが難しいぐらい、さまざまな思いを抱えてしまっていたが――それは本来、言葉で語る必要のない物事であるのかもしれなかった。


 たとえどのような目標を掲げようとも、めぐるたちのやることに変わりはないのだ。

 明日はまた部室で練習であり、明後日には試験期間に突入してしまう。その悩ましい期間を耐え忍んだら、今度は春休みだ。そして『KAMERIA』は、軽音学部の先輩がたが主催する卒業ライブにも出場を打診されていた。


 間もなく、春がやってくるのだ。

 それはすなわち、めぐるがベースを手にしてから一年が過ぎるということであった。


(わたしたちは、まだまだこれからだ)


 そんな風に思えることが、めぐるには限りなく幸福であった。

 そしてめぐるは、『孵化ハッチング』の歌詞を思い出す。もしかしたら『KAMERIA』は、ヒヨッコバンドどころかまだ卵の内側で蠢く不定形な物体に過ぎず――そして、生まれ落ちる瞬間を夢見ながら、うっとり微睡んでいる状態であるのかもしれなかった。


 だから、後ろを振り返るにはまだ早い。あとひと月ほどで十六歳となるめぐるは、これからも存分に転がり続けるのだろう。しかし、『KAMERIA』のメンバーとともにあれば、何も怖いことはなかった。


 そうして今日という長い一日は、ついに終わりを迎えて――めぐるはまた、茫漠としていた人生に幸福な時間を積み重ねることがかなったのだった。

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