七歳の勇気
とある結婚式の数日後の惨事。耳人形のもとに「新郎が自分の首をナイフで切って自殺した」と相談がきた。
新婦は「私の愛する人、これから本当に幸せになるはずだと思ったのに。誰がこんなことをした⁉ 許せない」と耳人形に泣いてすがりつく。
実は新郎には、隠し子がいた。その七歳の子はそっと、「夢に鬼のような女が出てきて、パパの首を切った」と耳人形に伝える。
後日、警察が指紋をとると新婦の指紋とナイフのものとが一致した。
そして、その後七歳の子が行方不明となった。
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