おまけ(設定とか)
■今回の敵
【名前】バレル大盗賊団
【詳細】
遠方から略奪を行いながら最近ゼブルディア近辺にやってきた大規模な盗賊団。
その力は規模、装備、規律、メンバーの能力、全てにおいて盗賊団と呼ばれる規模を越えており、幾人もの賞金稼ぎが討伐に失敗している他、他国では国軍が負けた例すら存在する。
都市を襲うほどの大胆さを持つと同時に勝てない相手とは決して戦わないため、ゼブルディアでは各地を運営する貴族達に警戒を呼びかけている。
【名前】スルス
【詳細】
ゼブルディアで知る人ぞ知る温泉地。泉質に優れているが場所がゼブルディアでも辺境なため観光客の数は少ない。
それもまた穴場と判断される理由になっている。防備は最低限しか存在しないため、近くには強力な魔物も生息していないので安心。
付近に地底人伝説が存在する。
■■■登場人物
<メインメンバー>
クライ・アンドリヒ
主人公。20歳、黒髪黒目、中肉中背のトレジャーハンター
帝都で三人しか存在しないレベル8ハンターの一人。二つ名は《千変万化》。
若手最強と目されるパーティ、《嘆きの亡霊》のリーダーにして、《始まりの足跡》のクランマスター。
常にマイペースで何事にも動じない男
温泉が大好き。旅行も割りと好きだが、街の外に出るたびに何かしらに遭遇してしまうため、余り外に出ない。
今回のように街の外に出るのはたまになら大丈夫だろうと楽観視したりするため。結局なんとかなってしまうので反省しない。
混浴については、昔からの流れで一緒に入っているが、最近ちょっとどうかと思っている。
だが誰も言い出さないので言わないらしい。
リィズ・スマート
20歳。ピンクブロンドに、ピンクの虹彩。日に焼けた肌。小柄でキュートなトレジャーハンター。
《嘆きの亡霊》の盗賊にして幼馴染の一人。二つ名は《絶影》。レベル6。ティノの師匠。
戦う度に強くなる自由奔放な女の子。《嘆きの亡霊》では最もフットワークが軽く常に強敵を探しているが、そのせいで肝心な場面にいない事もしばしば。
クライと比べて明らかに引きが弱いのが最近の悩みらしい。
戦うのも好きだがバカンスも好き。つまり、バカンスで戦えたら最高なので、今回のバカンスは惜しかった。
(書籍版では戦えたので最高だった)
ティノ・シェイド
16歳。黒髪黒目。リボンがトレードマークなトレジャーハンター。
《嘆きの亡霊》に憧れハンターになった気鋭のソロハンター。《始まりの足跡》所属で、レベル4の盗賊。リィズの弟子。
意外とやる時はやるタイプ。険しい訓練と度重なる千の試練により能力と危機意識は上がるばかり。その蹴りはドラゴンをも吹き飛ばし、仮面を被ったことで身体の使い方を把握、その眼は温泉旅館に忍び込んだ賊をも見抜く。
ハンターの腕前は他の同年代と比べてかなり高いが、ソロハントがほとんどのため異性の前で肌を晒すのに慣れておらず、温泉ドラゴンとの全裸バトルは女子としてかなりきつかったらしい。
シトリー・スマート
19歳。肩の上で切りそろえられたピンクブロンドに、ピンクの虹彩。落ち着いた雰囲気のトレジャーハンター。
《嘆きの亡霊》の錬金術師にして幼馴染の一人。二つ名は《最低最悪》。レベル2。リィズの実妹。
常にビジネスを忘れず、《嘆きの亡霊》の経理の役割も兼ねている才媛。トラブルとそれに伴う戦闘が目的な他のメンバーと違い、何かを解決するたびにしっかり対価を受け取りそれをパーティにこっそりと還元している功労者。
有する宝具はクライからプレゼントされた『
空気中から水を補給、無限に撃てる上に水圧もある程度自由に完璧な水鉄砲で、手製のポーションを打ち出すことで攻撃にも補助にも使える万能な宝具となったが、普段のハントで使うには威力不足でほとんど使っていないらしい。
平気そうな顔をしているが混浴はしっかり恥ずかしかった。
アンセム・スマート
21歳。四メートル近い巨体を持ち、現在でも成長を続けるトレジャーハンター。
《嘆きの亡霊》の聖騎士にして幼馴染の一人。二つ名は《不動不変》。レベル7。リィズとシトリーの実兄。《嘆きの亡霊》の初期メンバーの中では最年長。
真面目な青年。元々は余り運動は得意ではなかったが、トレジャーハンターを志した頃から仲間達を守る事を目標と設定し、文武両道を心がけ弛まぬ訓練を続けた結果、故郷の街を出る時点で帝都教会への推薦状を受け取るにまで至った。
その後、その公明正大な人格とハントを通して培った高い治癒能力と守りの力が評価され、帝都教会たっての希望により《嘆きの亡霊》でレベル7に認定される。
主にその目立つ巨体から帝都トップクラスの知名度を誇り、一種の名物となっている。
誰にでも優しく公平で能力も極めて高いが、妹二人にただただ甘い事が唯一にして致命的な弱点。妹の話は教会では一種のタブーとなっていたりする。
ルーク・サイコル
20歳。三度の飯よりも剣が大好きなトレジャーハンター。
《嘆きの亡霊》の剣士にして幼馴染の一人。二つ名は《千剣》。レベル6。
《嘆きの亡霊》の特攻隊長。クライ達がハンターになるきっかけを作った男にして、クライが未だ引退できない主因の一つ。
熱血で猪突猛進。何事も深く悩まず、あらゆる障害を斬り伏せただ前に突き進む青年。
昔からクライ達幼馴染達の中では皆を引っ張っていく存在であり、彼のハンターになろうぜの一言が《嘆きの亡霊》の冒険の始まりとなり、お前リーダーやれよの一言がクライの引退できない生活の始まりとなった。
剣士としての高みを目指しており、実戦の中で鍛え上げられたその剣術の腕前は帝都でもトップクラス。逆に剣術以外には余り興味がなく、魔術を交えた駆け引きが苦手な点が弱点となっている。
研鑽のために善悪問わず腕のいい剣士と切り合いに行き且つ、余り話が通じないため、帝都中でかなり恐れられている。《嘆きの亡霊》の中では一番レッドハンターに近い男。
趣味は剣。得意なものは剣で、将来の夢は己の身を一振りの剣にする事。
クライとは昔からの親友であり、リーダーやれよの一言も純粋な提案で悪意はなかった。
クライの事は信用しており、一応言う事を聞く事もあるらしい。
ルシア・ロジェ
19歳。長い黒髪と大きな杖がトレードマークなトレジャーハンター。
《嘆きの亡霊》の魔導師にして幼馴染の一人。二つ名は《万象自在》。レベル6。クライの義妹。
元、クライの遠縁の女の子。両親が事故で亡くなり、紆余曲折の末にアンドリヒ家に養子として引き取られ、ルシア・アンドリヒとして育てられる。成人とほぼ同時に養子を解消し、元の名字に戻る。
クールで真面目、しっかりものな性格。魔導師としては卓越した才覚を誇り、《嘆きの亡霊》のメンバーの中では最もレベル7に近い。
好きな物はブラックコーヒー、苦手なものは雷の魔術。蛙に変える魔法は兄原案のオリジナル魔法。
クライの事をリーダーと呼ぶが、油断すると昔の癖で兄さんと呼んでしまうらしい。
<その他>
アーノルド・ヘイル
35歳。男。霧の国ネブラヌベスの英雄にしてレベル7ハンター。《霧の雷竜》のリーダー
正面からの近接戦闘能力は高く、その二つ名にもなった『豪雷破閃』は溜めの長さという弱点はあるがレベル7にふさわしい威力を誇る。
パーティメンバーが多いだけあり、敵対していない若手への面倒見の良さはなかなか。
幻影や魔物との戦いを得意としており、対人は余り経験がなかったらしい。
ギルベルト・ブッシュ
ルーダ・ルンベック
ティノが作った臨時パーティの内の二人。
ギルベルトは【白狼の巣】の冒険の後に元のパーティに謝罪して帰還、ルーダはソロでの活動を順調に続けていた。
残る一人のグレッグ様はハンターをやめた。
クロ
シロ
ハイイロ
帝都を根城にひっそり活動していたレッドハンター。名前は髪の色から。
腕前はなかなかのもので、金さえ積まれればなんでもやる男達。
仕事の内容は完全に黒であり、散々巻き込まれた挙げ句バレル盗賊団と一緒に捕縛された。
<敵>
温泉ドラゴン
スルス近辺に棲まう固有種のドラゴン。
幼体は水色で温泉に浸かるのが大好き。
戦闘能力はドラゴンにしては低めだが知性が高く、普段は街になど入らず山奥の秘境の温泉に浸かっているが、街が普段よりもかなり静か誘惑に負けて下りたところ、恐ろしいティノに遭遇してしまった。
書籍版では成体も出てくる。
ジェフロワ・バレル
40歳。戦斧を武器にするバレル盗賊団の頭目
数百人のバレル盗賊団を手足のように操り略奪を続ける男。賞金首。
個人としての戦闘能力はアーノルドよりも下だが、己の領分を知り奇襲を仕掛ける事で力量差をカバーする。
書籍版では副リーダーも出てきたりする。
地底人
書籍版で掘り下げられる。スルスの地底に巨大な集落を作っているらしい。
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