第5話情報入手
称号を獲得しました
称号『一撃必殺』を入手しました
「お兄さん!凄いね!」
少し離れて見ていた、九朗少年の大きな声が聞こえた
「一撃で倒せるなんて凄いね!しかもスキル使ってないでしょ!俺でもできないよ!」
(うん?普通は一撃で倒せなのか?騎士は攻撃力が低めなのか?)
「お兄さん凄いですわね。あの距離からムチを当てるなんて」
「えっとすまない、話が分からなんだがどういうことだ?」
少し興奮している二人を落ち着かせながら話を聞いた
(このゲーム現実と滅茶苦茶似てるというのは聞いたことがあるが、剣とか斧の重さや挙動が現実と同じとはな。しかも補助スキルがなかったら体を武器に引っ張られないように、振るのすら難しいとは。魔法とか弓はどこを狙っているのか分からないと、当てるのは一応補正掛かるらしいが、、)
「凄いなこのゲーム、、」
「色んな国が共同でやっているそうですわ」
「国がやってるのか!それは凄いわ」
色んな国が共同でやっていると、聞き驚いていると横にいた九朗少年が話かけてきた
「お兄さん!どうやってあのスライムに当てたか教えてよ!」
「分からないよ。感覚で振ったら当たったからさ」
「じゃあどうやって一撃で倒したの?」
「分からないよ。あのスライムが弱かったか、九朗君の力が低いんじゃないかな?」
「力は14あるよ!お兄さんはどれぐらい力あるの?」
「え!自分の方が力低いわ自分力12だね」
「えーじゃあなんで倒せたんだー?」
「あ、あの」
何故倒せたか九朗少年に質問攻めせれていると、千香ちゃんが話に入ってきた
「どうしたの?」
「ス、スライムの急所にこ、攻撃が、当たったんだと思い、ます」
「急所か―!」
「そうか急所かこれぐらいリアルなゲームならありそうだな」
「そ、っそうです、最初の草原にいるスライムは、きゅ、急所がち、小さいからく、九朗君が、当たってなかったとお、思う」
「うん?千香ちゃんはこのゲームどれぐらい知ってるの?」
「え、っとベータ版の時からずっと見てる」
「めっちゃ見てるね。好きなんだねこのゲーム」
「う、うん好き」
(情報ゲットできそうだなこれは)
「あ、そうそうさっき称号って言うのを、手に入れたんだけど何か効果とかあるのかな?」
「しょ、称号は称号店って言うところにい、行くとその称号専用のスキルがも、もら、貰えます」
それから千香ちゃんに色々聞いた途中で九朗君達は、暇になったらしくスライムを倒しに行った
(色々有用なこと聞けたな頭の中で整理するか。まずは称号これは称号店なる所に行くと、スキルが貰えるらしいな。称号は先着1人しか取れないとかはない。全部の称号全員取れると、公式が言っている。後はスキル生成だな。レベル10になったら使えてが自分でスキルが作れる。作るのに何かしらの素材が必要らしいが、レベル10なった時にまた考えるか。最後に重要なこと、このゲームはレベルがあがったら、スキルポイントなるものが貰える。スキルポイントでスキルは取れるが要求ポイントが多いから、自力で取った方が効率がいいと熱弁してくれた。自力で取る方法は分からないらしい。剣を素振りしてたら取れることもあれば、モンスターを倒した時に手に入ることもあるだから取得条件が分からないらしい。一応分かってる奴もあるがほとんどは取る方法が確定してない。ただ分かってることとしてスキルを取る前にしていた行動に準ずる物が手に入るということは分かっている)
頭の中で千香ちゃんのマシンガントークを聞きながら手に入れた情報を整理した
「他にはですね2,3か月前にやっていた公式番組で言っていたことなんですけどね」
「ストップストップ、お兄さん頭の回転早いけど記憶力は悪いからそれ以上は覚えられないよ」
「あ、す、すいませんは、話すの楽しくて」
千香ちゃんの話を止めた辺りで腹減りゲージが20%を切りましたと警告画面?が出てきた
「あ、腹がヤバいな」
「お、お兄さんどうかしましたか?」
「腹減りゲージが20%を切ってね」
「そうなんですね。パンは食べないんですか?」
「パンは持ってないね。買おうとしてもスキル本買ったせいでお金無くて」
(千香ちゃんは喋るのが苦手なんじゃなくて、人見知りやったかたまに止まるが普通に喋ってくれてるし)
「最初のチュートリアルのクエストでパン貰いませんでしたか?確かスキルでカカシ倒すクエストの報酬で」
「スキルでカカシ倒してないわ」
「え!倒してないんですか!」
「忘れてたね、、」
「え、っと私のパン上げますよ」
そういうと千香ちゃんはパンをくれた
「ありがとうね」
千香ちゃんに感謝しながらパンを食べると腹減りゲージがマックスまで回復した
「マックスまで回復したな、初めて貰うパンってこんな回復するんや」
「そのパンは初めて貰うパンじゃないですね」
「え、そうなの?」
「課金アイテムですから」
「え課金アイテムなのこのパン」
「即座に腹減りゲージがマックスまで回復するパンですね値段は2000円ですね」
「なんでくれたの?このパン、しかも若干高いし」
「そ、そのちょっとお願いがあるんですそれの先払い的な感じですね」
「出来ることならやるけど、、」
「その、、フレンドになって下さい!」
「いいよ」
若干はめられた感じだがフレンドを一人手に入れた
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