04.信じること

人は信じたい人の言葉を信じることはできず、

信じたく無い人の言葉を信じるのだろう。


近ければ近いほど信じることは難しくて、

遠ければ遠いほど信じることが容易い。


何故見えないものにこんなにも縋るのだろう。

目の前に答えはあるのに、

より遠くの幻を答えとしようとする。


信じたい。

そう思う自分阿呆らしい。

最も自分を考えてくれる存在を、

最も理解しようとしてくれる存在を

今日も蔑ろにしながら今日も日々を過ごす。


私は愚かな人間だ。


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