妖怪封印師結愛

第1話

「ごほごほっ、埃っぽいな」


私は結月結愛。13歳

髪型は、肩まで伸ばしていて、サイドテールにしています。髪色は茶色です。

今は、家の手伝いで蔵のお掃除をしています。


「はぁ、どれくらい掃除してないんだろう?」


私は、埃やクモの巣だらけの、壁や天井を見て、そう言う。


カタ!


蔵の奥の方から、物音がする。


「キャッ!何、ネズミ?それとも、お化け?」


私は、恐る恐る奥の方を見に行く。


「本?」


そこには、お札の貼られた古い本が、ガタガタと動いていた。


「何だろう、このお札?」


私は、本を手に取り、貼ってあったお札に意識が向いた。


「あれ?剥がれかけてる?キャッ!」


お札に触れると、一気に剥がれ本が開いた。


ニ゛ャ゛ア゛!

「何?」


その本の中から、普通の倍はある、猫が飛び出す。


「やってくれたわね」

「何処?」


何処からか声が聞こえ、周りを見渡す。


「此処よ!」


突然本が光だして、そこから、白い毛をした、子狐が飛び出した。


「狐!?」

「そうよ!私は、狐。名前はシロネ!。

その封印ノ書物の管理者よ!」

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