垂乳根の 酔いし母を背 星朧 譫言尽きぬ 在りし日の情

酔った母を背に春の夜道を歩いていると、夜空に浮かぶ星は霞んではっきりと見えなかった。

昔を思い出しながらうわ言を呟いている貴方は、もう朧げにしか思い出せない過去に囚われているのでしょうか。


※星朧…ぼんやりとしてはっきりしないかすかな光の星や、潤んだような光を放つ星のこと。

譫言うわごと



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る