姫百合と 褒め称えられ 束の間に 葉が枯れ落ちて わたし姥百合

花の美しさが永遠ではないように、人間の若さも長い人生で見れば一瞬。いずれ訪れる老いに備えなければ、散り際は醜いものになる。



姥百合うばゆり…本州、四国、九州と幅広く分布している。夏の頃に一メートルほどの高さまで成長し、花を咲かせると葉を落とす。葉なし=歯なしに転じ、姥百合と呼ばれるように。

姥百合が醜いということではない。

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