黄落の 道よ明るし 祖父の葬送
黄落の 道よ明るし 祖父の葬送
私の祖父は、頑固で口数は多くありませんでしたが、明るい人でした。楽しいことが好きで、先に亡くなった祖母の納骨式は、住職さんに「納骨式と言うより、納骨セレモニーですね」と言われるほど明るい式で、私たち親族も、法事と言うより、祖母の凱旋式のような気分でいたと思います。
そんな祖父が亡くなったのが数年前の秋。四十九日が経つ頃には、道端に、黄葉した葉がちらちらと落ちていました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます