千年会議という名のお喋り

「クリエイションちゃん。ダンジョン配信活動の良いスタートを切ったけど創造神の長が一日だけ此処で『千年会議』の続きをしたいって言ってたわ。だから明日はダンジョン活動はお休みになるわよ。」

 

 博物館を作り一息ついているとハハナルダイチ先輩が来てそんな事を言った。

 

「えっそうなの?明日の配信はどうしましょうか…。」

 

「それなら笑顔君に任せれば良いじゃない。彼ならどんな問題ごとでも大丈夫でしょ。」

 

「明日の配信お願いできる?」

 

「はい、任せてください。」

 

 そして次の日、私はハハナルダイチ先輩と共に他の創造神達を出迎えた。

 

「久しぶりね、クリエイション。地球ではうまくやっているのかしら。心配だから今日だけ会議の場所を此処にしてあなたの様子も見に来たわ。」

 

「お久しぶりです、長。心配ありません。私はこの地球の娯楽やダンジョンを楽しんでおります。それに転生したとは言え私のお気に入りの信者が一人見つかったので。」

 

「そう、それなら良かったわ。あの事件は創造神の長である私にとっても前代未聞な事だったわ、それにただの人間が神しか入れない神の世界に入ってくることもね。まあ、終わった事はここまでにして会議を始めようじゃないか。」

 

「はい、そういえば私の信者が今日一人でダンジョン攻略を配信しに行っているのでそれを見ながら会議をしましょう。」

 

「いい案ね。地球のダンジョンがどんなのか興味あったし、クリエイションのお気に入り信者の強さも興味あるから見ていきましょうか。」

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