ダンジョンからのご褒美

私達がボスを倒して一息ついているといつの間にか玉座にガチャポンが置いてあった。その横にはドロップアイテムよりも頑丈な硬貨と同じ見た目のものが五枚落ちていた。

 

「笑顔、あれはどうしますか?」

 

「僕が近づきます。おや?張り紙があります。どうやらこのガチャポンはダンジョンのご褒美の様です。このガチャコインで引いていく様です。コイン一枚一回の様ですね。」

 

「じゃあ道中で手に入れたあのコインも使えるのね。」

 

「その様です。あとガチャの景品にはレア度が有るらしいですよ。」

 

 〜ガチャポン景品レア度〜

 灰色…モンスターのドロップアイテム

 青…ちょっとレアなドロップアイテム、地球の食材。

 赤…元々地球にあったもの、日用品や小物、大きい家具など

 金…攻略に役立つ武器や装備、鉱石や宝石など

 虹色…スキルオーブ(加護とスキルは別枠)などのスキル獲得アイテム

 黒…???

 

「なるほどね、黒が気になるわね。まあ楽しくガチャを引きましょう。今回でなくても繰り返せばそのうち出るわ。とりあえず二人で半分に分けて引きましょう。」


「もしかしたら黒が次の難易度の挑戦資格かも知れませんね。」

 

 それぞれガチャを引いていく。その結果私は灰色二個と赤一個、笑顔は灰色二つ個青一個だった。

 

 色も確認したところだし開けよう。

 

「クリエイション様、どうやらこのガチャ玉ギルドでしか開けれない感じです。張り紙の裏に書いてありました。なぜギルドでしか開けられないかは不明です。」

 

「そうなのね。じゃあ戻りましょう。」

 

 これ以上先にも進めないのでボス部屋に設置されているワープ装置を使ってダンジョンの外へとワープした。

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