初めてのGランクダンジョン、道中
「これが地球のダンジョンですか…。最低難易度とは言え何が起こるか分からないから気をつけていくわよ。」
「はい、分かりました。クリエイション様。」
そう会話しながら奥へと進む。ふとコメントを見ると何人かが配信を見に来ていた。まだ十人ぐらいだが。
「何人かが見に来ている様ですね。まだ少ないですね。」
「その様ですしかしクリエイション様、これが当たり前です。今はまだ少ないと思いますがそれは配信者としては誰もが通る道です。これからどんどん有名になりましょう。」
「それもそうね。…あら?前から何か来たわ。」
私達の目の前に集団が走って来る。それを横に避けるとその後ろから『ゴブリン』が十体ほど走ってきた。
「あらあら都合が良いじゃない。私達のダンジョンでの初戦闘よ。半分ずつやりましょう。」
「はい、雑魚なのは変わりませんが先程の自称Sランク冒険者よりかは良い運動になりそうです。」
ゴブリン達は貶されたのを理解したのか怒りながらこちらへと突っ込んで来る。
「『ビーム』」
「『毒の沼』」
私はビームでゴブリン達の半分を跡形もなく消し、笑顔はゴブリンの足元に毒でできた沼を作り出しゴブリン達の残りの半分を溶かしながら沼に沈めた。ちゃんと地面は元に戻すので後に来る人には影響はない。
「良い初陣です。笑顔はどうですか?昔の感覚は取り戻せそうですか?」
「はい、なんとなく。」
「そう。じゃあ奥進みましょうか。」
そうして私達は奥へと進んでいった。
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