007の会議 2
「お前ら2人はフェルト様にべったりだな」
フェルトの言葉には素直に従う2人の司教にロンドがそう言うと
「ロンドにはそこの3姉妹がいるだろ」
フェルトが呆れた様子でそう言う
「そうですよ!」
「私達が居ますからあんなガラの悪い馬鹿なんて放っておきましょう」
「2人の言う通り」
その言葉にメイド服姿の3人の女性がそう言う
「なんだと?!」
「ロンド様の小判鮫が!」
それに司教2人も牙を向く
「お前らなんでそんなに仲悪いんだよ」
「エモクロアで任務一緒にさせれば少しはマシになるかと思ったが。東西南北チームで頑張れよ」
そんな様子にフェルトとロンドはため息を着くのであった
「あ、アリエル」
そしてロンドはアリエルの名を呼ぶ
「な、なんでしょうかロンド様」
いきなり呼ばれたことにアリエルは驚く
「様はもう要らないっての、、、メイド達にやらせる任務なんかあるか?」
「いえ?特にないですが」
アリエルがそう答えると
「それなら3人とも俺の補佐に入ってくれ。調べたいことがある」
ロンドはメイド3姉妹にそう言った
「「はい!!」」
ロンドから頼られたことに3人は目を輝かせてそう返す
「何調べるんだ?」
フェルトがそう聞くと
「ベルフェのことです。何故か知りませんがあの人カエデと取引してジャンヌ捕縛を諦めたんですよ」
ロンドはそう答えた
「、、、ついにあいつ尻尾を出したか?」
「恐らくは。個人的にはジャンヌが囚われなかったことは嬉しいんですから放置しておきたいんですけど、、、007としてはね」
「なるなど。良い結果を期待してる。それじゃ、後は各々からの連絡を聞くとするか」
そうしてフェルトが全員から話を聞こうとしたその瞬間
ガチャン!!
勢いよく扉が開いた
「「なんだ?!」」
扉から入ってきたのは
「フェルト!ヤバい!」
「フレイヤ?!」
エモクロア共和国女王のフレイヤであった
「アリスガーデンにあの吸血鬼女とエレボスが攻め込んできた!」
そしてフレイヤはそう告げた
「「なっ!」」
その言葉に全員が絶句した
「今アリスガーデンは誰がいるんですか?!」
ロンドがそう聞くと
「サタとカタリナ、、、後ハジメが居る」
フレイヤはそう返した
「ハジメさんがいるなら安心だな」
「残念ながらな」
それを聞いてロンドとフェルトはそう呟いた
「「え?」」
その言葉に他の007は困惑する
「ハジメさんって国立図書館の館長さんですよね?あの人そんなに強いんですか?」
アリエルが不思議そうにそう聞くと
「ベルフェの次に魔国で強い」
フェルトは忌々しそうにそう答えた
「「っ?!」」
その言葉に007は絶句した
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