第154話 朝、ぼーっとしながら

 朝、いささかぼーっとしながら、パソコンに向かう。

 クリックしようと思っていないところをクリックしてしまう。


あ、れ、れ?


 数回、それをしてしまう。

 そして、時間を、ほんの少しだけど、浪費してしまう。


再発防止に努めよう。


 さて、そんな大層な話なのだろうか?


ぼーっとしているなら、それでもよかろう。

クリックしているうちに、調子も出てこよう。


 そのくらいでも、いいのでは?


でも、もう少し、何かいい方法はないか?


 それもそうである。

 さて、どうしたものか。


詩ですよぉ~! し、シ、詩!

しっし、じゃじゃいでしよ~!

ポエムです。ポエムの、詩ね!

あのお菓子じゃないからね~! 


 そうか、そのようなときにこそ、詩が有効なのか!


キーボードで文章を作れば、頭も回り出すでしょ。

かと言って、小説みたいな長文では負担がね。

だからこそ、こういうときに、詩をやるの。

気が向いたら、短歌とか俳句でもいいよ。

力が抜けて、帰っていいのができるかもね。

どうでしょうか、詩って、すごいじゃないの。

キーボードを打っていけな、頭も回り出すのです。


 なるほど、そういうことね。

 朝、ぼーっとしている時の傾向と対策。

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