あまねく、平等に（詩集）

第118話 どんな詩人が好きかって言われましても、ね。

　１０月１６日。阪神リーグ優勝３８周年記念日。

　その２年後。かの作家氏が大検に合格した日ね。

　さて、それから４０年近くもたった２０２３年。

　かの作家氏、大先輩の仕事の件での打合せにて。

　その場所に、ある年配の女性が来られていてね、

　小説や詩を書いていることがばらされてしまい、

　しかも悪いことに、オンデマンドの詩集ばれる。

　マジで、詩人であることが、ばれてしまったよ。

　そうなりゃ、詩に造詣のある人は、尋ねるわな。

あなたは、どの詩人さんが好きですか？

　その方、長瀬清子さんという方のつながりもあるそうな。

私、その詩人さんのお名前は知っているけど、読んだことないよ。

あ、れ、れ？

　そういえば、野村克也氏のノートなんて読んだこともないなんて言っている割にはメジャーリーグまで行った捕手のおにいさんもいたっけ。

　最後はケガで残念だったが、阪神の看板替えは彼がいないと無理だったろう。

　二代目広島鉄人の後継なんて、彼や新井氏でも。

「４番？　アライかジョージマあたりがやればいい」

　何て言われたこともあるらしいけど、記録が途切れる少し前に。

　でもなぁ、あの御仁の後なんて、そりゃあ、彼らでもきついで。

　そう、長崎は佐世保の出身のあのおにいさんだ。

　カープの新井監督と同学年の、気の強いアンチャン！

ジョージ・マッケンジー氏だね（苦笑）。

かの釣りプロの方より幾分年上のかの作家さん、先ほどの質問に答えるの巻

「いやあ、詩なんて、ほとんど、読んでいませんよ」

と、お答えになられたそうな。

あ、そうそう、恩師のイモトキリヒコ先生のお名前出せばよかったか。

↑　わっはっは。出さんでもよろしい。と、声が聞こえてきたような（苦笑）。

「じゃあ、小説家ではどうですか？」

と言われても、読んでいる小説家の名前なんか出てこなかったです。

せめて、松本清張と言っておけばよかったかな。

～　実際、点と線は中１のときに読んでいましたからね。

でもマジで、詩人や小説家、誰も名前が出なかったのよ。

マジもマジで。

「では、どんなものを読まれますか？」

これには、ノンフィクションやら何やら読んでいますと、すっと答えたとか。

マジでその作家さん、その質問を受けて、気付いたらしい。

　詩や小説を書いているにもかかわらず、尊敬する人物や読んでいる詩人や小説家の名前が出ないくらい、自分自身の創作に力が入っているととらえていい。

　まさに、唯一無二、天上天下唯我独尊状態！

　これは自らが、いい傾向に向っていることの、何よりの証拠ではないか！

・・・、なんてね。