あまねく、平等に（詩集）

第27話 詩の種から・・・

こんなしょうもない遊びでも、詩はできる。

ぼろいけど、苦しい商売ではあるのねん。

そりゃあ、ぼろい商売やんか、あんた。

テキトーに言葉並べりゃ何とかなる。

サラリーマンより気楽な稼業やで。

何も一日そこおらんでええやん。

タイムカードも出勤簿もねえ。

やけど、そう気楽でもねえ。

そりゃ、生みの苦しみや。

まじめにやりゃきつい。

あったり前やがなぁ。

あったり前田の！

クラッカァ～！

あたり前田の！

くらっかぁあ～！

あったりまえやがな。

まじめにやりゃきつい。

それな、生みの苦しみね。

やから、そない気楽ちゃう。

タイムカードも出勤簿もねえ、

何も一日そこおらんでええけど、

サラリーマンより気楽に見えるが、

テキトーに言葉並べるわけにもなぁ。

そないぼろい商売ちゃうでよ、あんた。

ぼろくもないけど、おもろい商売やねん。

こんくらい真剣に遊べたら、詩はできるぜ。