第27話 自殺への価値観への違い
時々情けなくなるの
稼げない自分が
お腹がぽっこりしてる自分が
気が強い自分が
女の子らしい可愛さを備えてない自分が
自殺願望が強い自分が
他人の幸せを願えない自分が
でもそういう自分を彩ったのは
彼氏もいない
仕事で稼いでるわけでもない
そんな何もない自分に自分が1番失望してるの
生まれ変わりたくないから生まれ変わらなきゃって飛び降りないけど
自殺は他殺だ言われても私は申し訳ないけど私が自殺することによって私が殺してしまう他者を気遣えるほど私はできた人間じゃない
もう他者を殺して自分を殺す覚悟はできてる
大学選びから、無理やり勉強理由にした教育学部にしなければ、惰性で教職課程とらなければ、就職活動失敗せず1社目で病み、2社目もその病みを続けながら情けない会社に就職して、3社目もろくでもない会社に入社
就職も失敗した
稼ぎも少ない
昇給も見込めない
彼氏もいない
なんならやったことすらない
生活も増税、搾取、年金なし、自助努力、でお先真っ暗
死にたくて仕方ない
死んだ方が幸せ
長生きするだけ
結婚するだけ
子供産むだけ
自分の生活を困窮させて不幸になるだけ
死にたくならない方がおかしい
家族も友人もいるけど、もう生きたかないのよ
悲しくて仕方ないよ
異性に愛されない自分が
異性を愛せない自分が
性欲が湧き上がらない自分が
恋慕の気持ちが出てこない自分が
異性に嫌悪とキモさしか感じない自分が
友達のストーリー見て彼氏と仲良さそうで
ないものねだりになる自分が
結婚式の投稿
式場の話
プロポーズの話
妊娠の話
全部ききたくないみたくない
それらを親に言えない自分が
親と同じように大手に就職して適齢期で結婚して子供産んでそれなりの贅沢をして家をキャッシュで買い子供を大学、なんなら院までいかせられる財力または相手がいない、できない自分が
それを親に報告できない自分が
申し訳ない
生きてて
生きてて申し訳ない
それで詩を選んでさらに申し訳ない
こんなに習い事や私大で課金させてもらったのに私はそれを還元できなかった
何もなしえなかった
全部中途半端
全部中途半端以下
普通に生きれなかった
死にたくて仕方がない
死にたくて申し訳ない
死ぬつもりで申し訳ない
死ぬ選択しか私の中で残ってなくて申し訳ない
弟を1人にして申し訳ない
最後できる限り葬式代残して
迷惑をかけないように死ぬことで
許しを得ようとしてる
なんで私普通にできなかったんだろう
多様性の生き方を理解してるつもり
結婚が全てじゃない時代になったのも理解してるつもり
でも世間体と親に普通じゃなくてごめん
恋愛すらもできなくてごめん
総合的に考えて死ぬしかないって
何も持ってない時に死ななきゃって
ダメなら死んでいいんだって
生きる価値ないとかじゃない
死んでもいいやって
老後のこと、今自分が持ってるもの、周囲の生活
全部考えてそうなった
子供いても旦那いても死にたくなると思うけど実行はしないと思う
でも今なら実行できる
片方でも家庭か仕事で仕事でも全然頑張れたら良かったのに
仕事すら最初からこけてこけてこけ続けて
大卒でこれかっていうゴールで
情けなくて
親に申し訳なくて
仕事頑張ってお金欲しいのにそれすらなくて
プライベートもなくて
私ただ映画が好きで本が好きで自由に楽しく生きて旅行してオタ活してる音符が読める人だけなんだわ
今はそれでいいけど今後ともそれで生活に満足できるほどじゃないのよ
申し訳ない
でもさ自殺を悪いことっていう文化がたぶんこの世界多いけど自殺を良いことだっていう文化も少なからずある
申し訳ないってなるけど私は自殺したければしていいと思うの
それを正当化、神秘化しないけど、お腹空いたらご飯食べるのと同じ
死にたくなる世界にした大人と死にたくなる世界に生まれた私と死にたくなる思考回路になる私の三要素が運悪くマッチングしちゃっただけで
特にいじめもないし親に不満もないしほんと不満があるのは自分の人生と自分自身だけだから
それを自分で捨てるだけ
場所も死に方も死ぬまでにすることも全部決めた
あとは私が一歩走り抜けるだけ
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