したたかさでドロテア様を上回っていくアイリス嬢が、頼もしく、素敵です。

この素晴らしい兄弟の関係が、当事者の思いと関係なくこじれさせられていると思うと、なんとも名状しがたいです。アーネスト殿下の爽やかな弁舌が素敵です。

素敵でした……目を細めて狼狽えるアイリス嬢を見つめる殿下にどきどきしました……。

青天の霹靂に撃ち抜かれている伯爵のお姿が目に浮かぶようでした。

レナード殿下に対しては気をつかうことができるルカス様、素敵です。そしてそのおかげもあってまとまるお二人……とてもロマンティックなシーンで、本当に素敵です。

ドロテア様のぶれなさと一途さと情け深い優しさが醸し出す「激しい優雅さ」みたいな雰囲気がとても好きです。そしてアイリス嬢の「あのルカス様には勿体無い」にはフフッとなってしまいました。

アイリス嬢はルカス様をなんだと思っていらっしゃるのか……とは言えないだけの暴走するルカス様をアイリス嬢はこれまでに目の当たりにしてこられたのだから、殿下の解呪よりアイリス嬢の治療の優先順位を高く設定しているルカス様に驚くのはしかたがないですね。これまでに培われた関係性が生き生きしていてとても素敵です。

アーネスト殿下の淀みのない正論が爽やかで、素敵です。

素敵です……！！

ドロテア様ー！！！再登場されて嬉しいです。

「普段のアイリスとのやり取りがだいぶポンコツなので忘れていたが、本来のルカスはレナードの片腕をやる程の切れ者なのだ。」の一文に、ルカス様の魅力が詰まっていると感じました。

ドロテア様のことを楚々としたご令嬢なのかなと想像していましたが、前向きで一本気なとても素敵な方で、この先を読むのがますます楽しみになりました。

あらかじめ決められていたのかもしれないけれど、一瞬の逡巡もなく自身を「ブレイン」と呼ぶよう指示するルカス様に惚れ惚れしてしまいました。素敵です。