山に囲まれたその国はハイランド王国と言いわれていた、天然の要塞と言われるその国でユーリは転生した、ハイランドは小さな国だったが強力な竜騎士団や魔法使いなどで重武装された国だった、そしてその国の伝説ではこう言われている、かって始祖王が始祖竜と契約を交わした、契約に基づき、竜との共存と国の防衛の為に竜騎士隊が設置されているた、そして「他の国に攻めてはならぬ」と竜との取り決めも決められた、重武装中立国家、そんな中、ユーリは転生した

ユーリが生まれたのは竜騎士の名門家系として知られているシュタイナー家だった、父親のクラウゼはユーリの誕生を喜ぶ

「中々、跡継ぎが生まれないと心配していたが、立派な子だ、ミネバよく頑張った」

妻のミネバも喜ぶ

「ええ、名前は、ユーリでいいかしら？」

「どうした、君が積極的にそういうのを言うのは珍しいと思うが」

「なんとなく、おもいついたのです、ユーリ、ユーリ・シュタイナー」