僕の唯一の趣味、配信が大嫌いなクラスメイトのマドンナにバレてしまいました。

小説狸

第1話高校生Vtuber、バレる。

「皆、こんにちは!!風神ハルトだよ!!」


僕は成内 優斗。

世間から見たら只の高校生だが、唯一の趣味がある。


それはVtuberによる配信だ。


高一から始め今は高二、登録者は順調に増やしていきついに今年、チャンネル登録者十五万人を達成した。


収益化もされて、お金も手に入るが、別にお金目当てでやってるわけでは無い。


両親は僕を残して世界を飛び回る程金を持っているからだ。


将来はニートでもいいが、せめて働きたい。

だがそんな僕には一つ不満がある。


それは高校で俺の隣の席の女の子。


学校ではマドンナと呼ばれている。


名前は森嶋 有紗。中学は同じだったが何一つ仲良く無い。


そして、そいつの何処が不満かと言うと、俺への態度だ。


例えば


「成内君、君って頭いかれてんの?マジ面白いんですけど」


これは僕が皆の前で答えを答える時、全く違う教科の答えを言ってしまった時の話だ。


自分にも非があるが、それは酷いだろ。


まぁこう言う会話が毎日続くわけだ。






 ある日僕は炎上しかけてしまった。


やばい、と思い昼休みに号令と同時に弁当を持ち、入る事が禁止の屋上でスマホを使って弁当を食べた。


「やばいかも、、」


ハイッターではギリトレンドに入っていた。


そうやって校則違反をしまくってると後ろから何処かで聞いたような声が聞こえた。


「成内君、君、Vtuberなんだね」


後ろを振り向くとそこにはいる筈の無い人がいた。


「何でここに、」


「居て何が悪いのよ」


そう、森嶋 有紗がいた。




—————————————————

Vtuber系を描いてみました。ジャンル的には恋愛かもしれませんが、現代ドラマで通します。

見てくれた皆様、星をつけてくれたり、応援してくれると嬉しいです。ではまた会いましょう。

小説狸より。

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