夢重ね

明晰夢を見た。夢?って自室にいた妹に聞いたら、顔が、歪んで……。夢って聞いちゃいけないんだよね確か。失敗した。

「どうしたの?」

お母さんが心配そうな顔をして駆け寄ってきた。私は思わず抱きついた……お母さんの身体は飴細工で出来ていた。


……夢?

お母さんの顔がドロリと溶け出した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る