第7話 ろくろ首

ろくろ首を信仰する村があった。

過疎化に悩む村人は、生き神様を造り出すプロジェクトを打ち立てた。

年端もいかない娘の首を切断し、目の前に好物を置く。

飢えた娘の首が伸びる。

そんな試みを三年続けたが、実現には至らず書類送検となった。

娘がなぜまだ生きているのかは不明である。

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