⑥穂積 文世【無口無表情】



⑥穂積文世(ほづみ・ふみよ)


 喋らない。まったく喋らない。喋れないわけではないようだが、心因的なものなのか、それとも他に理由があるのかも不明。表情も真顔からまったく変わらないため、素行や学力、運動能力といったその他に問題はないが、あまりの扱いづらさから問題児の烙印を押されている。プライベートでも同様らしい。

 ただ無類の本好きで、本から一文を引用することをコミュニケーションの一部にしている。図書委員所属で、仕事ぶりは至って真面目。

 【㉕葦屋未来】からは「斜に構えていていけ好かない」と煙たがられているが、逆に【⑭薄荷堂律】からは「うるさくなくていい」と好ましく思われている。


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