閑話1 僕は思う。

僕のクソゲー人生が音を立てて歯車のように動き出した1日が終わった。それは僕の人生にとって神の啓示にも似た得難い未知への旅路のようだった。


僕は魔王を目指してる。なることができない魔王だ。日本をメチャクチャに面白くぶっこわしたい。つまんない世界なんて真っ平だ。たぶんでぶの3人に一人と同じ。


たぶん、これからいろいろあるんだろう。だが、もう時計の針は進んだんだ。それはレモングラスの初恋に似たクソゲーの甘酸っぱい恋の味だった。


まあ・・・いいや。


やればやれるっしょ! がんばっていきまっしょい~♪ ほいほい♪


眠ったときに思ったんだよね。僕。


なんていうか、転生してこれからどうやって生きられるんだろうかって。


いろいろと不安なことってたくさんあるんだ。


ただ、今はそれを考えないで生きることに集中したいって思った。


チビででぶで、力も弱く、視力も弱かった僕は、転生を機会に強くなったんだ。


それはきっとサッカー選手の壊れかけの寿命と同じ。


頭をからっぽにして前向きに突き進んでやるんだ。GO――――――――!!!

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