第42話 オーガーを狩る。

僕は決意とともに、オーガーを狩ることにした。


そのためには、作戦が必要だ。


僕は池袋とらのもん1Fにいるおたくコボルトを囮にして、オーガーを引き寄せた。


強烈なオーガーの牙は見るだけでおぞけが走ってくる。魔王に・・・僕はなれるか?


コボルトの叫び。


「だ、だから、僕はに、人間だってぇえええ。ひええええええ」


無視だ!! 人間の振りをするな!


ドカッ バキッ


おたくコボルトがやられているうちに、1匹のオーガーを1Fに引き寄せて、スライムくんとのダブルアタックを行う。


「ダブルアタァアアアアク!!!」


「ぴきーーーーーー!!!」


ドカッ バキッ


それでオーガーは倒れて、ドロップアイテムのオーガーのツノを残した。


人間には戦勝したときの報酬がどうしたって必要になる。戦った後に、何ひとつ報酬をもらえない世界だったら、誰が命を掛ける? ただ、そのために戦争する矛盾。


僕は喜んで渋谷に戻ろうとした。


これで美人アイドルメイドのうるるんとようやく結婚できる!!!!


そのときだ!!!!


池袋の街をメイドの恰好をしたうるるんがスキップしながら歩いていた。


どうしよう?


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コマンド選択

1・声を掛けずにストーキング。

2・声を掛けて結婚を申し込む。

(BAD END)

https://kakuyomu.jp/works/16817330658204760533/episodes/16817330658313034562

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