第145話 日差しに隠して


毎日変わらないように見えて

実はいろんなことが動き出して

気持ちだけはバタバタと、でも

昼の日差しは妙に穏やかだった

きっとこのまま流れていく

ほんとの思いなんて置き去りで

流されるのがいいとは思わないけど

そうするしかないのも事実で

少しだけ割り切れない思いと

諦めに似た気持ちを抱えながら

どこまでもやさしい日差しを

恨めしく思いながら見ていた



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る