第22話 眠りに逃げる
あれやこれやと
やらなければならないことばかり
次から次へと湧いてきて
早く手を回さなければと
頭では分かっていても
体は結局動き出せなくて
ああ、もう、どうにでもなれ
ふかふかの布団にダイブ
書類も本も放り出したまま
何も感じない、感じないよ
薄くて柔らかいタオルケット
許された気分でまぶたを閉じて、
そしてそのまま眠りに逃げる
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